先日、タロイモシュークリームを買いに木村屋烘焙坊に出かけた際に、近くの路地に「味鼎」という、何だかおしゃれな豆乳店を発見したので突撃してみた。
確かこの場所は、以前パンケーキのカフェがあった場所じゃないかと思うんだけど、どうかしら。豆乳店としては結構大きいスペースで、店の左側がテイクアウト用のカウンターとキッチンで、右側半分がイートインスペースになっていた。
店内はインテリアが文青してて、音楽はジャズが流れていて、もはやカフェ。
ただ売ってるものが伝統的な台湾の豆乳店のメニューなだけで、見た目はカフェ。
ほんとカフェですよ。(しつこい)
持ち帰りの人が多いのか、私が行ったときは店内に2組くらいお客さんがいるだけだった。
レジ横に調味料が置いてある台があり、ティッシュと消毒用アルコールが置いてあったので、念のため自分で机を拭いて着席。
イートインは注文票に記入して、店内のカウンターで会計すると、料理を席まで持ってきてくれる流れになっていた。テイクアウトとは会計も動線も完全に分かれている。
Google先生のもとに寄せられた口コミを見るに、クレープ風の「蛋餅」が人気らしいので、台湾バジルとチーズをトッピングした「九層塔蛋餅加起司」と、あとは初めての朝食店でよく頼む豆乳スープの「鹹豆漿」を注文。
しばらくすると、先に鹹豆漿が登場。
このお店のは、酢が多めのさっぱりサラサラ系だった。味は結構好み。
具は、オキアミ(アキアミ?)、ザーサイ、ネギ、油條などオーソドックスな組み合わせ。
食べてるうちに分離してくるけど、最後までサラサラのまま。
私の個人的な感想としては、ちょっと水分多めで豆乳分が薄いかも。
もっと濃かったら、もっと美味しいと思う。
初めて食べたのがこのお店のだったら、「すっごい美味しい!」と思えるくらいに美味しいけど、同系統の秦小姐豆漿店とか阜杭豆漿の後に食べると、「普通においしい」レベルに感じると思う。
で、もうひとつの台湾バジルとチーズをトッピングした「九層塔蛋餅加起司」、これは正解だった!
クレープ風の皮は、わりとさっくりしたトルティーヤみたいな食感。
皮とネギ入りの卵焼きに包まれた中にはバジルとチーズもたっぷり入ってて、2種類ミックスしたチーズがとろけてとてもよろしい。
お店に置いてある醤油と唐辛子少しつけると、よりエスニック寄りになって、またこれも美味。うかうかしてるとチーズが冷えて固まるので、できるだけ早めに食べるのが吉!
食後は食器を返却棚に戻すようになっていた。
次の人のために、一応机もアルコールで拭いておいた。
総合的な感想としては、とにかく蛋餅がおいしかった。
豆乳は私には薄いかな。
あと、東区と信義区に近い土地というのもあってか、ちょいお値段がお高いかな。
でも何かのついでに近くを通りかかったときに食べに来るのはありだと思う。
台北市内にほかにもいくつか支店があるみたいなので、どこかで見かけたら試してみてはいかがでしょうか。
ごちそうさまでした~。
味鼎 安和店
住所:台北市大安區安和路一段127巷29弄15號
時間:5:45~13:45
0コメント