この間、夜のウォーキングの際に永康街に立ち寄り、路地裏をぐるぐる歩き回っていたら、日本のお友達が好きな土産物屋さんの来好のとなりに新しいお店ができているのに気が付いた。いつの間に。
おしゃれな外観のお店で、店名を見ると「嗜鼎酸辣粉」と書いてある。おお、わたくしの大好きな「酸辣粉」のお店なのね!
気になる。ちょうど夕食の時間だったので、そのまま突撃。
注文は店頭の券売機で支払いまで済ませて、入店してから注文表をお店の人に渡す様子。
券売機のメニューは写真付きで、中国語がわからなくても大丈夫そうな親切設計。基本の酸辣粉のほかに、チャーシューとかトッピングがたくさん入ってる豪華版もあった。
あと、一人用のミニ鍋があって、これも気になった。
しかし、初めてのお店なので、やはり最初は基本メニューにしておこう。
今回注文したのは牛肉トッピングの「牛肉酸辣粉」。
麺は酸辣粉(紅薯粉)か普通の麺か選べるようになってたが、もちろん紅薯粉をセレクト。
辛さも選べるようになっていた。以前食べたことがあるよその酸辣粉のお店では小辛でも全然余裕だったので、ここでもきっとそうだろうと予想して、中辛の中辣にしてみた。
店内はカフェかかき氷屋さんみたいなおしゃれなインテリア。
小さいお店だけど、店長さんとホールスタッフの女性の二人で回してらしたため、出来上がりまで少し待つ。
写真は撮ってないけど、待ってる間に隣の人が食べてた火鍋がうまそうだった。いいにおいもしておなかすいてくる。
しばし待って、運ばれてきた「牛肉酸辣粉」がこちら。
一目見た感想は、まず、盛り付けがすっごくきれい!
器は和風で、思ったより大きなどんぶり。結構量も多い。
トッピングは薄切りの牛肉と、インゲン豆、ベビーコーン、ピーナッツ、パクチー、豚ひき肉など。これで150元って、お得じゃないだろうか。
そして、スープの真っ赤な唐辛子も目立ちまくっている。思った以上に真っ赤でビビる。
果たして、中辛は正解だったのか……!?
結果は……
すみません! 小辛にすればよかったです!
ごめんなさい!! イキってました!!
最初の一口は、「お、大丈夫じゃん! 美味しい♪」って、余裕こいてたんですよ。
でんぷんの麺は太麺で、プルンプルンとすごい弾力で、辛いスープにからまって激ウマなんすよ。本当に、すごく美味しいの。
だけど、このスープ、食べ進めば進むほど、じわじわ来るのよ。
しかもですね、底にいけばいくほど、沈殿してる唐辛子の量がすごいことになってるのよ。
見てくださいよ、最後にスープに残った唐辛子の量を……!!
これで中辛なんですよ……!!
完敗ですわ。中辛は私が美味しく食べられる限界の辛さでしたわ……。
もうね、食べてると胃がカーッとして、汗も吹き出し、滝汗。
結局、夜中まで胃がカッカして眠れなくなったくらい、大変な辛さだった。
よその人の注文の時にお店のスタッフのお母さんが、「辛さが足りなかったら足せますから」とおっしゃってたのが聞こえたし、次回の機会にはいっそ、辛さのレベルが一番低い微辣にしたほうがいいかもしれないわ。
あと注意点としては、でんぷんの麺の弾力がすごくて噛み切れないときがあったので、喉詰まらせないように気を付けたほうがいいわね。
だけど、スープも具も、麵も、総合的にマジで最高に美味しいと思う。
これからリピりますわよ!!
嗜鼎酸辣粉(永康店)
住所:台北市大安區永康街6巷9號
時間:12:00~21:00
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