亀吼漁港から野柳までは1.6kmほど。
「野柳地質公園」前の駐車場にあるyoubikeステーションで自転車を返して、まずはビジターセンターでお手洗い休憩。
外にも大きな公共トイレがあって、観光客の皆さんはたいていそちらに行くようだけど、ビジターセンター内のお手洗いが新しくて清潔でおすすめ。
しかもビジターセンターには無料のロッカーもあるから荷物も預けられる。重たいものはここに置いて野柳地質公園に出発するといいと思う。もちろん私も荷物を預けて出発!
ビジターセンターのスタッフの方によると、公園の一番奥まで行くと往復2~3時間かかるそうだ。今のところ体力はまだ大丈夫そうだし、頑張って行ってみることにした。
チケット売り場で入場券を買うと、今の定価は大人80元だった。10年前に初めてきた時は学生料金で25元、大人50元だったなあ。何年か前に日本のお友達を案内した時はいくらだったっけ。
公園内に入ると、懐かしい風景が広がっていた。これから、進行方向奥の緑の丘に登っていく。
丘の高さはそれほどでもなさそう。奥行きは結構ありそうだ。
丘に上がる歩道の入口から海岸側を覗くと、10年前に見学した火星みたいな海岸エリアは封鎖されてて非公開になっていた。何年か前に友達をお連れした時も立ち入り禁止だったけど、そのままなんだね。
現在公開されてるのは丘の方だけ。でも10年前は山登りしてないし、また違った風景が楽しめて面白いかも知れないな。さて、ハイキングを始めよう。思った通り、最初ののぼりが一番しんどかったけど、いったん登りきると、あとはそんなに傾斜がきついところはなかった。
上り切ったところから見た断崖の下には、四角い岩が並んでいるのが見えた。これは「豆腐岩」といわれる岩らしい。名前の通り四角い。でも台湾の押し豆腐の豆干の方が似てるかも?
そのまま道なりに進んで、途中で左側に上がっていく小道の方に入っていく。
小道の一番高い場所にあるのが野柳灯台だ。
ここは、思ったよりミニで景色も見えないので、歴史とか興味なければ上がってこなくていいかもしれない。
灯台から鬱蒼と樹が茂った歩道を下り、もとのメインの歩道に戻り、一番奥の展望台に向かう。
途中にお手洗いもあるので、歩くのに時間がかかっても大丈夫だ。(下の写真の赤い看板の左手にお手洗いがあります)
しばらくすると背の高い樹が途切れて視界が開けた。奥のあの東屋が展望台だ。
展望台に到着したところで、海に向かってパノラマの風景を楽しむ。
左側は断崖絶壁。奥は金山方面かな。
前方はどこまでも続く大海原。
右側にたつと、外木山漁港方面に小さく小さく発電所の煙突が見えた(写真の左端)。すごい遠いな!
とっても素晴らしい眺望だけど、海側の火星が見学できないのが返す返すも残念。これでここから下に降りていけたら最高なのになあ。
でも、見たことがない風景を見られたのは満足だった。
帰りはメインの歩道を逆走して元の入口方向へ。但し、上がってきた入口ではなく、山を背に右側の階段を下りていく。
くたくたで下山したところで先ほど登った丘がある第三エリアの地図発見。
なんだよ、がぁこさんたら、見つけるの遅いよ~!
2021年3月台北から野柳までサイクリング⑧につづく~
野柳地質公園
住所:新北市萬里區港東路167-1號
時間:08:00~17:00
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