昼食後、先ほど確認した野柳地質公園の入り口へ。
学生さんは半額で25元。(当時)
学生証って、すばらしい…。
公園の入り口から、有名な女王頭という、クレオパトラの頭の形に見えるという岩のあるところまで、少し歩く。平日にもかかわらず、人がたくさん。
とりあえず、最初に女王頭を探す。
たどり着いた女王頭は、思ったよりミニだった。
どこに立てば一番いい角度で女王頭とツーショットがとれるかという印が地面に書いてあるので、そこを目指したいが、お約束通りの行列。
順番が回ってきたらサクッと撮ってサッとどかないと、次の人に悪い感じだ。
この女王頭は、上部のかたい岩石の層と下部のやわらかい砂岩の層が波と風の浸食で削られて、下の柔らかいほうが上より早く浸食されていった結果、このような形になったというのだが、この自然の造形美、このまま放っておくと、あと数年でぽきっといってしまうんだそう。自然に任せるのか、補強工事をするのか、補強するならどのような方法でするべきなのかなど、台湾でも議論がされているらしいが、どうなるのだろう。
(まだ見たことない方で、興味のある方は、早く行っておいたほうがいいと思う。)
このあたりの岩石の特徴はこの縞々模様。
なんだか違う星にでもいるような感じがするのは私だけだろうか。
場所によっては、潮だまりができており、小魚やカニなどを見ることができるので、小さい子供も喜ぶかも。
この辺の岩は、たしか、丸っこい岩が規則的に並んでるのが、ネックレスの珠のようにみえるとパンフレットに書いてあったと思う。(うろ覚え)
丸い岩も、自然の力でこんな形になったのがすごい。
野柳地質公園は、観光客でにぎわう入り口付近だけ見て回るのも十分に素晴らしい景色を堪能できるのだが、時間が許せば、遊歩道沿いに、一番奥のほうにまで歩いて行ってみるのをお勧めしたい。
奥へ行けば行くほど、人も少なく、さらに雄大な景色を堪能できる。
ただ、海風が結構強いかもしれない。
地面に描かれた不思議な模様。
岩盤が波で洗われて浸食されていくんだね。
遠くを通る漁船。
あの船はさっきの漁港に行くんだろうか。
さて、この写真の中に何かいるのだが、わかるかな?
だまし絵みたいにどうかしております。笑
絶妙な色合い!!
完全に保護色になっている。
愛嬌のある顔のわんこだった。
わんこと別れた後、また入り口近くに戻って、先ほど見ていなかったキャンドル・ロック、蝋燭の形の岩を見学。
本当にろうそくみたいな形をしている。
蝋燭岩の見学を終えて、トラベルインフォメーションセンターでお土産を物色したり、お手洗いを借りたりした後、大陸の女学生二人組とはお別れ。
お互い連絡先を交換して、写真を送りあうことを約束した。
彼女たちのおかげで、とても楽しいプチ旅になった。
旅は道連れ世は情け。
感謝感激。本当にありがとう!
そして、私は一路、淡水へ。
だけどこの後。
路線バスがひどい渋滞にはまり、淡水についた時には何もする気にならず。
それでも頑張って新北投まで行き、公共浴場の瀧の湯で温泉つかってから帰宅。
普通の日が、濃ゆい一日になったのだった。
0コメント