台北から自転車で野柳までやってきて、数年ぶりの野柳地質公園見学に突入したがぁこさん。初訪問から10年にして初めて第三エリアの丘の最奥を踏破。
初めてみる風景に満足し、元来た道を歩いて登山口に戻ってきた。
さすがに3時間ほどのサイクリングのあとに1時間ほどのハイキングを敢行したことで、体力をほぼ使い果たしてしまい、くたくたの下山となった。
正面ゲート方面に向かう道すがら、有名な「女王頭」のある第二エリアを歩く。
実は結構ここだけでも、ちょっと火星っぽい感じの風景が楽しめる。
だけど、立ち入り禁止を示す赤いラインが地面にがっつり引いてあって、風景の美しさが損なわれているのが残念だ。
でも、この写真みたいに赤いラインの外に出まくってる観光客もいるからなあ。こうなっちゃうのも仕方ないのかもね。
そしてこちらが、有名な女王頭(クイーンズヘッド)。とかいって、これは反対側から撮影したもの。だって写真ポイントはすごい大行列だったし、初めてじゃないし、並んでまで撮影しなくてもいいと思って。形は反対側から撮るのとほぼ同じだしね。
2011年の写真と比べてみると、撮影した方向が違うから、そういう差はあるかもだけど、女王様の首が確実に細くなっているのがわかる。あと何年維持できるんだろうか。女王様、どうぞ末永く、お健やかに……。
女王様のいらした第二エリアから、入り口に一番近い第一エリアに移動してきた。奥の緑がさっきまでハイキングしてた丘だ。
第一エリアには、キノコみたいな岩がにょきにょき。
一番入口に近い方向、というか金山よりの岸壁に、波に浸食されて蝋燭みたいな形になってる「キャンドルロック」が並んでいる。波が高くて岩に波しぶきが散る様子が美しくて、しばらく見入ってしまった。
そうこうしてるうちに、足もだるくなってきたので、第一エリアにお暇を告げ出口方向へ。
そういえば、前回も前々回も、正面ゲートから出入りして、出口というところからは出てなかったなと思い、回転ドアを抜けてみると、目の前が土産物街になっていたので、ぶらぶら流してみた。
炙りたてのミニなアジの干物とかのつまみが売ってて、味見できて楽しかった。ここでうっかり乾燥わかめを購入したけど、たくさん入ってて結構お得だった。
食堂や食べ歩ける総菜を売ってる店もいくつかあった。名物っぽかった青さの天ぷらみたいなのに興味を惹かれて、試食が出てる店で食べてみたら、甘かったのでこれはパス。何で海藻なのに甘くするんだろう。日本の天ぷらみたいな衣で塩味だったら買ったかも。
次に巻貝が美味しそうだったので買ってみたら、実際はイマイチだった。
これは多分、水っぽくて味のない貝にニンニク強めのチリソースみたいなのをかける組み合わせが、貝の味の無さを強調しちゃってる感じ。ちょい生臭く感じちゃうのよ。
醤油だったらまだましだったかも。焼いてる姿は美味しそうだったのになあ……これで100元て……マジ失敗したわ。
本当は食堂で食事してみてもいいかなと思ってたけど、2連チャンで美味しくないものにあたったから、ここは美味しいものがない気がして、それに、やっぱり一人だしパスすることにした。
ということで、野柳プチ旅も終了。地質公園から歩いて10分ほどの大きい通りのバス停に向かい、帰りは15時半前の国光客運バスで台北へ。午後の早い時間で道路が空いてて、1時間ちょいで台北に帰還出来てラッキーだった。
さて、今回の旅を簡単にまとめると。
サイクリングは合計約37㎞。そして往復2時間の野柳地質公園ハイキング。
結構な運動量になってしまったけど、カロリーたくさん消費できたかしら?
今回は、南港からサイクリングスタートする最適なルートも分かったし、いつもながら新北市の基隆河沿いの自転車道も気持ちよかったし、新ルートの基隆海岸沿いも素晴らしい風景だったし、野柳のハイキングも楽しかったし、マジで最高の1日だった。
このコースは本当におすすめ!
海を見るサイクリングが続いたので、次は陸地に戻ろうと思う。狙い目はあそこかな?
さて、いつお天気になることやら?
次のサイクリングも楽しみ!
2021年3月台北から野柳までサイクリング(完)
野柳地質公園
住所:新北市萬里區港東路167-1號
時間:08:00~17:00
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