涼粉伯。龍山寺ちかくのプルプルわらび餅風の伝統おやつ♪

9月の某週末。

龍山寺近くに用事があり出かけたが、昼前には終了したため、前から気になっていた魯肉飯を食べに行ったところ、思いのほか食べ過ぎてしまい、魯肉飯ハシゴの野望が叶わず、食後はぶらぶら散歩に出かけた。

とりあえず、華西街で私的「いつか食べるリスト」の魯肉飯の場所を確認。

そのまま古い建物がある艋舺老街に向かう途中、「TVや雑誌でもよく紹介されてるから前から知ってたけど、そういえば実際に行った事ない」甘味やさんがあることに気がついた。

件のお店「涼粉伯」は1960年創業の台湾では老舗のお店。

店名になってる「涼粉」というのは、タピオカ澱粉で作ったおやつで、見た目も食感も日本のわらび餅によく似ている。

「売り切れ御免のお店だから、やってないかもな~」と思いながら店の前に着くと、店内にお客さんはいるけど、誰も並んでいなかった。

これはラッキーなのでは。

おやつくらいなら、別腹で食べられるわ。

うん、入ってみよう。


脳内会議の結果、「涼粉伯」さんに突撃決定。

1人前は40元。

先に注文とお支払いを済ませ、直接商品を受け取ったあとに席を探すようだ。

私の後ろには他にお客さんもいなかったので、お願いして盛り付けの様子を写真に撮らせていただいた。


まずは紙カップ入りの涼粉を冷蔵ケースから取り出す。

つぎに涼粉に「麺茶」をまんべんなくまぶす。

麺茶というのは、一般的には油で小麦粉や穀類の粉を煎ったもの。このお店の麺茶の中身は何かはわからないけど、食べてみた感じは、ほぼほぼきな粉。

見た目も食感も味わいも、本当に日本のわらび餅そっくり。

わらび餅よりは甘めなのは、台湾の人たちの好みかな。

ひんやり冷えてて、とても美味しい。

時間を置きすぎると、麺茶が涼粉の水分を吸ってしまって、もさもさしてくるので、受け取ったら早めに食べることを推奨したい。

すっごく美味しかった。また来よう♪


さて、甘いものを食べたら喉が渇いてきた。

すぐ近くに、前に同僚に教えてもらったお茶屋さんがあるから、移動してお茶しようかな~。



涼粉伯

住所:台北市中正區貴陽街二段202號

時間:10:00~16:00、日曜日は14:00まで、月曜定休

台湾いとしこいし

台湾が好き。 やって来た来た、いとしくて、こいしい、台湾。 勉強して、食べて、遊んで、旅して。勢いだけで、突っ走る元OL留学生、今日も台湾をゆく。 2017年台湾の大学の修士課程卒業、台湾で社会復帰。 instagram@taiwanitoshikoishi