埠頭のあった青帆港からバイク屋兼民宿従業のお兄さんに先導され、バイクで10分かからない位で、西莒島北西の端にある坤坵ビーチに到着した。
ビーチ手前の一段高くなっている道路沿いが小さな廟と展望スペースのようになってるので、そこにバイクを停めて海を眺める。
目の前にいくつか並んでいる小さい岩山というか小島は、蛇島というらしい。
蛇が蛇行してるように見えるとかいうけど、そうかな? どっちかっつうとワニとか……ネ〇シー?
蛇島は西莒島で一番有名と行ってもいいスポット。
理由は蛇に見えるから、というからではなく、「神話の鳥」の黑嘴端鳳頭燕鷗(ヒガシシナアジサシ)の保護区というのが一番大きいみたい。特に4月から10月ごろにかけて繁殖期を迎えるため、絶好の観察スポットとして野鳥愛好家がウォッチングに訪れるらしい。
今は6月。ベストシーズンだ。
私が訪問した時も、でっかいカメラ持った愛好家らしき人がが1人いたし。
あとは一般のご夫婦と思われるカップルがいらして、その方たちも双眼鏡をもってらしたし。
やっぱり有名なバードウォッチングスポットなのだと実感。
そして残りの観光客の私は丸腰。事前知識もなしですみません…汗
とにかく私も蛇島に注目。
手持ちのカメラで目いっぱいズームにしてもはっきりとは見えなかったが、岩山にたくさん群れて、周辺を飛び回る姿は確認できた。
大砲みたいなレンズのカメラだったらはっきり撮影できるんだろうな。でも間違いないそうなので、神話の鳥さんを見られたということで、満足だ。
ビーチは遠浅で、干潮時はどうやら蛇島まで歩いて行ったりもできるらしいが、神話の鳥の安全のために、今の季節は近づかないように言われてるそう。
夕陽鑑賞や水遊びに訪れる人も多いというけど、みたところ静かさは守られているようだ。
神話の鳥さん、これからもどんどん家族増やしてね!
神話の鳥さんに遠くから挨拶して、蛇島観光終了。
バイク屋のお兄さんの先導で、また次のスポットに向かうことに。
次は、反対の北東のビーチに向かうらしい。
2017年6月-院卒前ひとり離島馬祖漂流3泊4日DAY3-3へつづく~
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