蛇島を後にした私たちの次の目的地は、反対側の北東の突端にある菜浦澳という入り江。
島の外周を直接抜ける道は無いとのことで、一旦島の真ん中の丘を通って向かうことになったのだが、途中のおすすめスポットにもちらっと寄ることになった。
と言っても通り道なのでわざわざ立ち寄ったわけではないのだけど。
案内されたのは、「緑色隧道(緑のトンネル)」と呼ばれているガジュマルの並木道。
映えスポットということで、お兄さんが記念撮影してくれたが、人がいない方が素敵な雰囲気だ。
緑のトンネルを通って丘を登ると、また海が見えた。
足元には貯水池も見える。川もない島だし、水は貴重品なんだろうな。島の暮らしが垣間見えたような気がした。
なんだかんだで、途中立ち止まって写真を撮ったり、風景について聞いたりしていたためか、目的地の菜浦澳に着いたときには、蛇島を後にして30分後くらいたっていた。
菜浦澳は天然の入り江で、「紫菜(海苔)」が豊富に採れることが地名の由来になっているんだとか。
入口の廟のほかに、入り江の先に軍の砦みたいなのがあった。
この砦にすごい興味があったんだけど、バイクを停めて、お兄さんに先導されるまま砦の上の展望台みたいなところに行き、記念撮影とかしたけど、なんかバタバタしていて、砦そのものの写真を撮るのを失念してしまった。大失敗である。
なので砦の外観などは、こちらのリンクのガイドの写真をご参照いただきたい。汗
あとで確認すると周辺の風景の写真は撮影できていた。
砦があるだけあって、まわりは岩礁や絶壁に囲まれている。でも入り江が風よけにいい感じの形で、昔は結構にぎわっていたというのも納得。
昨日の夜雨が降ってたからか、海水がちょっと濁ってたけど、天気もいいし、とても気持ちのいいところだった。
お兄さんによると、西莒島の必見スポットの3つ、「蛇島、緑のトンネル、菜浦澳」はこれで見学終了とのこと。
気がつけば、時間は12時。
この島に着いたのが10時半ごろだから、けっこう長いことお付き合いいただいてしまっていた。(タダなのに、なんて良い人なんでしょう!)
という訳で、いいかげん民宿に帰らないといけないお兄さんとはここでお別れ。
バイク屋のお兄さんにはもう、感謝しかない。ありがとうございます!
私もそろそろお腹がすいてきたので、一旦、青帆港に戻ってお昼にすることにしよう。
今日こそ、海鮮食べれるかしらん。
2017年6月-院卒前ひとり離島馬祖漂流3泊4日DAY3-4へつづく~
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