台湾に来たら、絶対食べなくてはいけないものといってもいいもの。
それが、小籠包だ。
超有名なあの店から、庶民的な店まで、たくさんの店が台湾中あちこちに散らばっていて、短い旅行期間では、どこに行けばいいのか迷うほど。
私も、まだまだ訪れたことがない店がたくさんあるのだが、今まで行った中で、気に入って何度も訪れている店もいくつかある。
その一つが、MRT中正紀念堂駅から少し歩いたところにある、黃龍莊だ。
初めて訪れたのは、2014年の11月だったと思う。少し前に近所に用があって通りかかったときに、「あれ、こんなところに新しい小籠包の店ができてる」と気になっており、11月にちょうど近所に行く用事ができて、やっと訪問できたのだった。
新しい店舗なので、外観も店内も清潔できちんとしていた。
店に入ると、気持ちのいい店員さんたちが出迎えてくれ、一階の入り口のそばの席に通された。二階もあるようで、思ったより広い。
店員さんがお茶とメニューを持ってきてくれたので、まずはメニューを眺める。
わりとお手軽価格だ。
基本の小籠湯包(ショーロンタンパオ=ふつうのショーロンポーね)130元と酸辣湯の小60元をセレクト。
本当は青菜炒めとか食べたかったのだが、横目で隣のお母さんが一人で食事してるのを見るに、一人前がどれもこれもなんかすごい量だったので、スープだけにしたのだが、出てきたスープも「三人くらいで分けたらちょうどいいんじゃないの」というビッグサイズで、結局飲みきれなかった。涙
酸辣湯はあっさりめで、特に辛くもなく、ものすごい感動するわけでもなかったが、普通においしいので及第点。
メインの小籠湯包は、もう間違いのないおいしさ。
アツアツの、薄い皮に包まれたひき肉と、あふれ出る肉汁。たまらん。
食べているときに壁に貼ってある雑誌の紹介記事をチラ見してると、どうも、この店は永康街から移転してきたんだとか。あれ、それじゃあもしや、いつの間にかいなくなってたアイスモンスターの近所の小籠包屋さん群香品じゃないのか??
群香品もすごく好きだったのに、いつの間にか消えていて、残念に思ってたのだが、本当にここがそうだったら、個人的に非常にうれしい。
それはさておき、それにしても、この店の小籠包本当にうまい。
駅から少し歩くが、リーズナブルで、清潔でサービスも良く、サービス料もなしと、いいことずくめ。すっかり気に入ってしまった。
一人じゃなかったら、チャーハンやシューマイ、ヘチマのショーロンポーなども試したいところだが、いかんせん量が多すぎるので一人では一品にスープが限界。この後も何度行っても、いつも同じメニューばかり頼むようになってしまって、非常に残念だ。
いつか友達が一緒に行ってくれることを切に願っている。
黃龍莊
住所:台北市中正區牯嶺街43號(寧波西街交差点)
交通:MRT中正紀念堂2番出口から徒歩10分くらい
営業:10:00~21:00 月曜休
がぁこ訪問:2014年11月ほか
地図:https://goo.gl/maps/g1ACfLra1hr
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