アートビレッジの壁画前で自撮りを堪能して、まっすぐ歩いていくと、路地を抜けたところに張家商樓という古い商家があった。
中をのぞくと、開いていたので中に入って見学。
すると、本日一人目のお客だったようで、受付をしていたお爺さんに熱烈歓迎を受けた。
この椅子は座って記念撮影するスポットとのこと。色々ポーズの要求があった。おもしろい。笑
二階にも上がれる。
見学後、説明熱心なお爺さんに近所の観光マップをいただいた。(つうかこれ、駅においてあったらよかったのになあ。)
暇なのか、お爺さんにすっかりロックオンされてしまい、しばらくお爺さんの話し相手をしていると、地元愛溢れるお爺さんが「あんたをバイクに乗せてあちこち連れて見せてやる」とおっしゃった。(驚)
お言葉はありがたいけれど、見たいところはほぼ見たし、残りはさっき見れなかったところを見に行って、ゆっくり散策して駅に戻るだけだし。お爺さんがここからいなくなったら、後から観光客の人が来たら見学できないだろうし…。
「いや、お爺さん、お爺さんがここにいないと、他の人が見学できなくなるし、結構ですよ」
と遠慮するも、
「鍵占めちゃえば問題ない!」
とお爺さん。(おい、いいのかそれ…。)
何度かやんわりご辞退するも、熱心なお爺さんのご好意を無碍にするのも失礼な気がしたのもあって、結局、お爺さんの勢いに負けて、ちょっとだけ案内していただくことになった。
我が意を得たお爺さんは、マッハで自宅にバイク取りに帰って、また戻ってきた。
すごい一生懸命熱心に案内してくれようというお気持ち、とってもありがたいのだけど、…うーん、でも本当にいいのかな…。まだ躊躇が残る私。
その横で、サクサク戸締りをするお爺さん。とても不思議な状況だ。
突然のことに、頭がぐるぐるしながら、お爺さんについていったがぁこだった。(爆)
2015年8月夏休み・南部放浪7泊9日バックパッカーひとり旅。25へつづく~
張家商樓
住所:屏東縣佳冬鄉六根村西邊路1號
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