岩板巷には民宿も多かった。
どこもルカイ族の文様を建物に取り入れていて、素敵。
ある民宿の入り口近くでは、おしゃべりしていたおじさんたちに、若い娘(見た目)が一人で歩いているのが珍しかったのか、
「お嬢さん、一人で来たのかい? 連れはいないのか? おじさんが彼氏紹介してあげよう!」
と話しかけられた。(ほっとけ!)オヤジはどこも同じだなあ…。
「住民の私的な路地には立ち入らないでください」という表示があったりするのは、ずかずか民家に入り込むような観光客が多いのか。
振り返ると、さっき見学した教会が見えた。けっこう崖ギリギリに建ってる?
とある民宿の前の狩人の像。
いいなあ、雰囲気あるなあ。機会があったらこういうところに泊まってみたいなあ。
素敵な装飾の路地が続く。
神聖な花・白百合を頭に挿して踊るルカイ族の人々のレリーフ。
お祭りの様子だろうか。
バス停の近くに降りてきたところにある、頭目(部族長)のお宅(内部非公開)。
ドアや窓、軒下に精巧な彫刻が施されている。
石板の壁の人物像は、頭目の正装姿だろうか。威厳があって雄々しい、勢いのある彫刻だ。
家の前庭におかれた石板には何か意味があるのだろうか。資料館の前の広場にあったものに似ている。
集落の見学を終えて、出発地点のバス停周辺へ。
本当は、この集落でお昼やお茶を…と考えていたのだが、本当もう、いかんせん、朝早すぎてどこも開いておらず、予想外にさっくり散策終了してしまった。あれ?
時計を見ると、まだ10時過ぎ。
なんとなく、昨日のように昼から大雨の予感もするため、ここで急きょ予定変更。このまま歩いて少し下にある神山部落へ向かい、間に合えば、11:30のバスに乗って、屏東駅に戻ることにした。
神山までは、徒歩20分。さて、山を下ろう。
2015年8月夏休み・南部放浪7泊9日バックパッカーひとり旅。15へつづく~
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