資料館を後にして、賑わってると思われる村の中心に向かって坂を上る。
道の脇の石垣にも、たぶんルカイ族の物語と思われるレリーフが埋め込んであった。
ここは伝統的な石造りの家を利用したアートカフェらしい。なんか素敵そうだが、いかんせんまだ開いてない。残念。
外から覗いてみる。石で作ったお家、彫刻や石組がきれい。屋根に十字架があるということは、キリスト教徒のお宅なんだろう。(写真がちょっとボケてしまった)
先に進む。石垣や石造りの家が多く、路地にも雰囲気がある。
霧台長老教会に到着。
西洋のゴシック建築のような雰囲気も感じられるけど、石組とレリーフの感じはまさにルカイ族の建築様式。門の上の木彫の人物はルカイ族のみなさんになっている。とても美しい教会だ。
でも残念ながら、やっぱり私の散策の時間、早すぎなのね。外から外観のみ見学して、教会を後にした。
坂の上から見た小学校。すごい急斜面の下に建っている。
グラウンドの向かいにあたる、たぶんさっき上がってきた坂道のあたりで地元の奥様方が何かお食事を作ってらっしゃるのが見えた。ご自宅なのか、食堂なのかは、残念ながら不明。もうちょっと遅い時間だったら食堂とか開くのかな。
路地の塀には壺の置物が並んでいた。壺はルカイの人たちの神聖なモチーフ。道に生命力が溢れているように感じられる。
坂の下の道からあったから、壺や彫刻のある道は、観光客が歩く道順であることを示しているようだ。
このあたりの石畳の道は、「岩板巷」といって、伝統的な家屋が多いことから、週末は多くの観光客で賑わう…と聞いていたのだが…。今日は土曜日なのに、朝早すぎたためだろうか、人っ子一人おらず。
でもおかげでゆったりと集落を散策できた。
散策は続く。
2015年8月夏休み・南部放浪7泊9日バックパッカーひとり旅。14へつづく~
霧台長老教会
住所:屏東縣霧台鄉霧台村9鄰中山巷76號
0コメント