5月の台湾は納税シーズン。
がぁこさんは毎年、納税申請期間中の平日の午前に休暇を取って税務局で申請と支払いを行っている。
今年は、ついでに税務局と北門広場をはさんだお向かいにある台北北門郵便局もハシゴした。
目的は、現在受付中の一律給付金の受け取りを済ませるためである。
この、「一律給付金」というのは、「全民共享經濟成果普發現金」といわれるもので、台湾の2022年度の税収の上振れ分、4500億台湾元(約1兆9000億円)のうち、1400億元(約5700億円)を市民に還元するというもの。経済成長を国民に還元するというわけだ。いいね!
3月22日から特設サイト(6000.gov.tw)で身分証番号による制限付きの受付開始、3月27日からは制限なしで受け付けになっていた。
前のコロナ支援の給付金は永久居留証取得前だったので受け取れなかったが(日本のコロナ給付金も日本に住んでないからもらえなかったし、どっちもなくてとても残念だった)、今回は永久居留証があるので確実に受け取れる。うれしいなあ。
一応、給付対象者を見てみると、民国112年、すなわち2023年中に生まれた新生児まで対象だって! すご!!
受け取り方法は、一般市民(年金受給者や特別な事情がある人以外)は、1)特設サイトで登録して入金を待つ、2)指定ATMでの引き出し、3)郵便局窓口での受け取り、の3種類。
私はネットの入力とか面倒だし、ATMも自力操作するなら窓口で直接もらえる方がいい。
なにより一度はこの手で現金を手にして受け取った実感に浸りたかったので、郵便局の窓口で現金を受け取ることにした。
給付開始直後は窓口の混雑を避けるために身分証の番号による曜日指定があったが、それも面倒だし、給付期限は10月まであるし、確実にもらえるんだし別に急がない。
なので、すべての制限がなくなるまで待っていて、5月の納税シーズンにはすでにいつでも受け取れるようになっていたため、納税後に郵便局に向かった次第である。
平日の郵便局は思った通りすごく空いていた。
預貯金を取り扱う金融窓口で、給付対象者であることを証明できる身分証番号が記載されている健康保険証を係員に渡すと、すぐ現金が受け取れた。
サインと電話番号を受け取り票に記入して手続き完了。
台湾で初めてもらった、給付金!
ピン札だよ~、やっぱ現金で手にすると重みと実感があるわよね。
なんか感動して、思わず郵便局前で現金の記念撮影。笑
無事に給付金の受け取りを完了したところで。
午後の出勤開始まで、まだまだ時間があったので、会社に行くには少し遠回りだけど久しぶりに統一百貨店の「博多天ぷら やまみ」にお邪魔して、平日限定のビジネスランチをいただいた。
この内容で300元って、すごくお得。もちろん、ご飯と明太子と高菜の食べ放題付き。
久しぶりに食べた明太子が美味しすぎて、つやつやの白米が美味しすぎて、おかずも天ぷらも美味しすぎて、涙が出そうなほど日本の味が美味しすぎて……、うっかりご飯3杯も食べてしまった、がぁこさんでした……。
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