永康街小籠包。永康公園前のミニ肉まん風小籠包が超絶品だった!!

先日、youtubeでみた韓国人観光客に人気の牛軋餅(ヌガークラッカー)を食べてみるべく、朝の永康街に出かけた際、通りかかった永康公園の前に出ていた小籠包の屋台が気になった。

朝から永康街に行くことってめったにないから、いままで気が付かなかったけど、ネットでみると40年も営業してる老舗なんだそうだ。


というわけで早速、別の日の朝、小籠包を買いに行ってみた。

お店は、建物と建物の隙間に蒸籠を置いた調理台が置いてあるだけで、客席などはなく、テイクアウト専門。やはり屋台といっていいだろう。

メニューは小籠包オンリーで、豆乳とかのサイドメニューなし。潔い。

調理台の後ろではお父さんがせっせと小麦粉の皮で肉餡を包んでいらっしゃるのが見えた。

お値段は、1籠100元、半籠50元と、庶民的。

1籠は10個入りで、半籠は5個というので、半籠購入してみた。

購入した小籠包は耐熱ポリ袋に直接入れて渡されるスタイル。

醤油はなく、豆板醤?が置いてあるので、ほしい場合は自分で袋の中に直でかける感じ。

(蒸籠のふたを開けた時に写真を撮らせてもらったが、湯気がすごくてぶれてしまいました)

こちらの小籠包は、鼎泰豊とかの小さくて薄皮のものと比べると大振りで、小ぶりの肉まんといった風情。

蒸籠にみちみちに10個入ってて、思ったより大きいし、肉汁がしみだしてる皮がつやつやしていて美味しそう。

ポリ袋に入れてから手提げ袋に入れて渡してくれるのだが、蒸したてでむっちゃくちゃ熱い!

大きさを観察するのに袋越しではあるが手に持っていると、それはもう火傷しそうなくらい熱い。なので公園のブロック塀の上に置いて観察。

1個の大きさは、私の人差し指の指先から第二関節くらいだったので、だいたい4.5㎝前後と思われる。

小ぶりだが、一口でも食べれんことはないが、熱いし二口くらいで食べる感じだろうか。

そうこうしているうちに少しだけ冷めたので、ひとつずつゆっくりいただいた。

食べてみた感想としてはですね、これ、激ウマですよ!!

ちょっとびっくりするくらい美味しかった。

たしかに、鼎泰豊とかの皮が透けそうに薄くて肉汁のスープがたぷんたぷん系の小籠包とは別の食べ物なんだけど、ミニ肉まん的な種類の小籠包としては、ものすごく美味しい。

肉まんとしたら薄い皮。小籠包としたら分厚い皮。でも小麦の甘さが出ていて美味い!!

そしてなかの餡! これもすごいよ、豚ひき肉の中に青ネギがたっぷりはいってて、ちらっと少しだけ唐辛子も見える豚肉餡で、醤油系のしっかりした味付けがしてあるから、何もつけなくても十分美味しい。

青ネギの甘味がいい仕事してる。これは本当にすごい青ネギがポイント。

肉汁もジュースみたいにはでてこないけど、手にこぼれるほどはでてくるし、とってもジューシー!!


全体的な皮の食感と豚肉餡の味わいとしては、以前に蘆洲で食べた小籠包に似てるかも。

サイズは永康街のほうが倍くらいおおきいかな。味は遜色ない。

ネギの量もこちらの方が多いかな。

どっちも美味しいけど、今回食べてみて、永康街小籠包、惚れましたよ。

朝ごはんとして食べるなら半籠の5個と、コンビニの豆乳で十分。

お昼時でお腹空いてて、これだけで済ませるのなら1籠余裕で食べれそう。

熱々を食べるのであれば、同じ通りにあるセブンで先にドリンクを購入しておいてから小籠包を買って、目の前の公園で即食べるのが一番美味しいと思う。

近いし、これからたぶん、朝から永康街に出没する機会が多くなると断言できるわ。

あと、この小籠包は肉まん好きなうちのママがすごい好きそうな味。

公園で食べるのでもよければ、食べてみてほしいなあ。

わたくしは、これから通いますわよ!!



永康街小籠包

住所:台北市大安區永康街6之4號

時間:06:10~13:00

※Googleには定休日書いてないけど、休みの時もある様子。

台湾いとしこいし

台湾が好き。 やって来た来た、いとしくて、こいしい、台湾。 勉強して、食べて、遊んで、旅して。勢いだけで、突っ走る元OL留学生、今日も台湾をゆく。 2017年台湾の大学の修士課程卒業、台湾で社会復帰。 instagram@taiwanitoshikoishi