(葉)蘆洲手工小籠包。お昼までしかやってない激ウマ小籠包。

最近、MRTのオレンジラインで遠出するマイブームが訪れている。

大橋頭から上のほうや、淡水河を越えた蘆洲とか三重とかは、市内中心からちょっと離れてて、何かの用事で行った事はあっても、私にとってけっこう未知のエリア。

ところが最近、あのあたりには美味しいものがたくさんあるということに、今更ながら気がついたという次第。

そんな私の最近の大ヒットが、MRT蘆洲線もほぼ終わりに近い三民高中駅ちかくの「(葉)蘆洲手工小籠包」だ。

ここもたまたまGoogleマップ散歩していて見つけたお店のひとつで、先日ようやく休みの日に早起きして突撃してきたのだ。なぜなら、お昼までしかやってないから、会社のある日は無理なのよ。(涙)

場所は三民高中駅から歩いて5~6分。まっすぐ歩いて行くだけだから、方向さえ間違わなければすぐに到着する。

けっこう下町で、住所を頼りに歩いて行くと、お店があると思われる角にはコンビニしかなく。その横の歩行者用の通路に何軒か屋台がでていて、よくよくみると真ん中の一軒が目的の「(葉)蘆洲手工小籠包」だった。

通路前に屋台と机置いただけという分かりにくさ全開にもかかわらず、到着した10時ごろには、すごい行列ができていた。

メニューは小籠包と豆乳(温または冷)のみ。超シンプル。直前に確認した口コミだと、ここの豆乳はデフォルトで甘いらしいので、豆乳はパスして小籠包だけいただく所存。

イートインの場合はどうやって注文するのか分からず観察していると、お店の人に席を指定されて座ってから注文するのを待ってる人と、行列から席に案内される人とがごっちゃになっていた。

私は一応、お店のお姉さんに「イートインしたいんだけど、どうやって並んだらいいの?」と聞いてみたところ、「列に並んで」と言われたのでそのようにしたが、あとから来た人は机の後ろのほうからお店の人に声をかけると、ちょうど席があってそのまま座らされていた。本当にシステムが全然わからん。

列に並んでた私の順番が回ってきた時、「外帯(テイクアウト)? 内用(イートイン)?」とオーナーに聞かれて「内用」と答えると、さっき並び方を聞いたお姉さんもオーナーに「彼女イートインよ!列並んでたのよ!」と声をかけてくれた。ご主人はこれを聞いて、私を席に通しながら、さっき席に着いたカップルに向かって、「このお嬢さん先に列に並んでたから、注文もこの人が先ね~」といってたので、お店の人の中では順番の確認ができているのかもしれない。

でもこのあと、オーナーがちょっと後ろに下がって代わりの人が注文取り始めたら、私と私の隣のカップルは忘れられ、後から来たおじさんに先に注文したものが出され。よくあるオチやなと苦笑しながら眺めていると、気がついたオーナーが慌てて戻ってきて、私たちに次に出してくれたから、オーナーじゃないと順番ばらばらになるかもしれない。(今回は急いでなかったからいいけど)


前置きが長くなったが、お待ちかねの小籠包である。

形は美しくないけど(つうか全部裏向き笑)、すっごい美味しかった。10個70元。

サイズは一口よりちょい大きめ。裏返ってるからか、見た目ちょっと焼売っぽい。

鼎泰豊とかのオーソドックスな肉汁じゅわー系ではないけど、ふわふわの豚肉餡が薄くて柔らかい皮の中にみっちり詰まっている。何もつけないで食べてみたけど、十分美味しい。

お店の豆板醤をつけて食べても、すごい美味。予想以上に美味しくて、びっくり。目がでかくなっちゃう。気がついたら10個全部食べ終わっていた。

そうそう、小籠包が美味しいのもよかったんだけど、オーナーがお客さんに対してずっと笑顔で、人柄の良さがあふれ出てて、気遣いも心地よくて。オーナーのおかげで食事の美味しさが倍になる感じがした。(下の写真の右から2番目の盛りつけしてる方)

あと、オーナーのとなりで緑のお兄さんが蒸しあがった小籠包を蒸籠ごと裏返して中身ひっくり返してるのが笑えた。だから出てきたものも全部裏返しなのね。効率追求なのかな。笑

本当に美味しかった。思い出すとまた食べたい! でも朝しかやってないから休みにいくしかない。次いついこうかなあ。



(葉)蘆洲手工小籠包

住所:新北市蘆洲區復興路152號

時間:6:30-12:00、土日12:30まで(っていうけど早目に行った方がよさそう)

台湾いとしこいし

台湾が好き。 やって来た来た、いとしくて、こいしい、台湾。 勉強して、食べて、遊んで、旅して。勢いだけで、突っ走る元OL留学生、今日も台湾をゆく。 2017年台湾の大学の修士課程卒業、台湾で社会復帰。 instagram@taiwanitoshikoishi