4月の連休の前半に、数年ぶりの水泳で左ふくらはぎがこむら返りを起こし、足を痛めてしまったがぁこさん。
連休の最後はサイクリングに行きたかったが、これはあきらめて、足の故障をケアすべく、陽明山の温泉に行くことにした。
今回行ったのは、観光客時代から何度も行ったことがある「皇池溫泉」。
ここは日本と同じ裸で入るスタイルの大浴場があり、陽明山の硫黄の温泉「白湯」と北投温泉で有名なラジウム温泉「青湯」の両方に入れるのだ。
通常、大浴場は1回250元で、時間制限なし。
浴場にシャンプーとボディソープ、脱衣所にドライヤーは置いてあるが、タオルは料金に含まれないので持参が必要。忘れたら有料でも借りられるが、持参がおすすめ。
浴場内に、以前はウォーターサーバーがあったが、いつの間にか置かなくなったようなので、ペットボトルか水筒でお茶かお水の持ち込み推奨。
あと、脱衣所のコインロッカーは20元かかるので、事前に小銭も用意しよう。とかいって、台湾あるあるで、空いてると思ったらロッカーに鍵もかけずに荷物が入れてあることが多々あるので、混んでる時間だと使えるロッカーを探すのに苦労するかもしれない。
今回私は、連休中で遠出もできなくなって暇だったので、朝湯を楽しむことにした。
駅から508バスで行義路4で下車して、坂道を下っていく。
駐車場から専用シャトルバスが出ているが、歩いても2分くらいなので歩いていく。
ついでに硫黄の谷も見学。
なんか特撮ヒーローものの戦闘シーンに出てきそうな場所じゃない?
目の前で源泉から蒸気が吹き上がって迫力あるよ!
空気に硫黄のにおいが充満してて、温泉気分も盛り上がる!
朝9時半過ぎに皇池1館(日本式大浴場があってレストランの評判がいい本館)に到着。
受付で250元を出すると、受付のお姐さんに10時前の入場は120元と言われて驚いた。
モーニングタイムのサービスがあるとは、知らなんだ!
さらに、「いまなら10枚つづりの朝湯回数券が800元よ!」と受付のお姐さんに勧められた。
朝10時までに入場する朝湯専用の回数券だそうで、4月7日までしか販売しないという。
しかもなんと、来年の9月末まで使えるという。
しかもしかも、休日も使えるって! 太っ腹!
いったん断って120元払ったが、入場するぎりぎりまで心が揺れまくり、結局120元を払い戻しして、回数券を買ってしまったがぁこさんであった。
中に入ると、モーニングサービスがあるくらいで、けっこう空いてた。
連休中なのでイモ洗いを覚悟していたが、浴槽に普通にスペースがあった。
入口近くに手荷物を置く棚もあったので、そこに洗顔料とお茶、タオルを入れた手提げ袋を置かせてもらった。
洗い場で体を洗って、入り口でもらったシャワーキャップをかぶり、いざ温泉へ。
青湯と白湯では、やはり希少な青湯が人気のようで、白湯にはあまり人がいない。
青湯と白湯を比べると、青湯のほうが青みがかっているのがよくわかって面白い。
どちらも湯の花がふわふわしていて、体によさそうな気がする。
サウナとミストサウナもあるが、コロナの時代に密は避けたいので利用しない。
大浴場は屋根はついてるけどほぼ露天風呂だし、風通しが良くて安心感が違う。
青湯と水風呂と休憩のセットを繰り返し、だいたい1時間くらいで温泉浴終了。
帰りは送迎車が来る様子が全然なかったので、やはり徒歩でバス停へ。
バス停まで上り坂が非常につらかったが、ナンとか登り切った。
歩いている間も大汗でタオルがびっしょり。夏はつらいかもね~。
帰宅後は左ふくらはぎが結構楽になっていたので、温泉が少しは効いたのかもしれない。
この後家でもレッグウォーマーはいたりして患部を温めてたら、週末には左ふくらはぎの痛みは完治した。やっぱり1回でも温泉はいると違うのかしら。
それはそうと、回数券でも1回80元って、たぶん今現在どこよりも安いよ!
ちょっと遠いけど、烏来とか金山に比べたら近いし、残り9回分回数券があるので、これから月に1度は温泉につかりに来たいと思う。
皇池溫泉御膳館(1館)
住所::台北市北投區行義路402巷42-1號
時間:大浴場は24時間、食事は12:00~02:00
交通:MRT石牌駅から508、535、536バスで行義路4バス停下車。そのまま歩いて行義路402巷から右方向に坂を降りていくと約三分で駐車場に到着。駐車場から店の送迎車で温泉会館へ。
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