※この記事の象鼻岩は2023年12月16日に強風と波浪により崩落、焼失しました。涙
酋長岩に別れを告げ、もと来た道をさきほどのT字路までもどり、そのまま漁港を右手にまっすぐ進んでいく。
突き当り左手に駐車場があり、象鼻岩の入口はこの奥にあるというので、駐車場の中を突っ切って歩く。
駐車場はGoogle先生の地図で見るとぼろっちいのだが、現場はキレイで真新しいお手洗いもあったところをみると、割と最近再整備されたようだった。
駐車場の奥に突き当たると、また看板があった。
左手に進むと堤防が途切れているところがあり、ここから海岸へ入っていく様子。
うん?
なんか、どっかであったな、こういうの。すごいデジャブ感。
隙間から海岸に出ると、思った通り、砂岩の海岸登場。ワイルドだぜ……!!
道なき道、というか……まったく道ないよね!!www
この感じ、あれだね、台東の緑島!
あそこで島の灯台に行くときに歩いた海岸と同じような感じ。
道がない、ただの海岸。秘境感ある……!!
幸い、引き潮っぽく、波打ち際はだいぶ後退しており、砂岩も滑りやすい岩だけど凹凸があり、乾いていたのと海岸が平坦な地形だったのもあって、思ったよりは歩きやすかった。
写真にはあまり写ってないけど、休日だけあって家族連れからカップルまで行楽客も周りにわんさかいたし、何かあってもすぐ通報してもらえそうだ(そこ?)。
5分ちょっとくらい海岸伝いに岬を歩き、岬の先端近くで草地を人が踏み固めてできた通路ができていた。
そこから皆さんが岬の上に上がっていくので、私も人の流れについていく。
岬の上に上がり、反対側の海岸のほうに行くと、行楽客が群がっているところがあったので近づくと、その岸の対岸の岩が目的の象鼻岩だった。
おお、本当に象っぽい!!
ただ、以前見た観光ガイドやSNSの写真とかだと、あの象の頭の上まで行って写真を撮ってる人が多かったが、私が行ったときはこちら側の岸の地面にロープがはられているうえ監視員もいて、象鼻岩には近づけなくなっていたため、鼻の先のほうまで写真に収めることはできなかった。落ちた人とかいるのかも知れない。
とはいえ、面白い形の岩でかわいらしさもある。お天気も味方してくれて、背景が青空になり、沖に浮かぶ基隆嶼も一緒にカメラに収められ満足できる写真が撮れた。
象鼻岩を左手に岬の先のほうに進むと、こちら側は野柳と同じような蜂窩岩(ハチの巣岩)が並んでいた。先ほどの砂岩の海岸といい、ここも野柳や和平島と同じ地層なのだなあと再確認。
蜂窩岩だけだと、野柳よりここのほうが密集度は高いかも。和平島と同じくらい?
とにかく、ユニークな景観だ。
駐車場から海岸を歩いて象鼻岩と蜂窩岩を観賞し、駐車場に戻ってくるまで30分かからないくらいだった。
緑島の往復2時間ハイキングに比べたらお手軽もお手軽、気軽に行ける秘境スポットなので、深澳レールバイク体験のついでに立ち寄ってみるのもおすすめだ。
さて、がぁこさんはここから漁港に戻り、レンタサイクルで次の目的地に向かうよ!
(下の写真は駐車場にいたヤリイカのキャラ)
2022年2月深澳~八斗子~基隆~台北サイクリング⑦につづく~
※象鼻岩は2023年12月16日に強風と波浪により崩落、焼失しました。涙
深澳岬角 象鼻岩景観区
住所:新北市瑞芳區
※天候の悪い日や満潮時は立ち入らないようにしたい。
0コメント