旅の3日目。
前日は日の出を見るために5時前に起床してたがぁこさん、結構疲れてたらしく早起きできず。早朝に漁港の散歩とかしようかと思ってたけど、諦めて今回はパス。
朝8時ごろから自転車旅行の人たちが続々出発していくのを見送りつつ、私も出発準備。
9時前にホステル「枋寮鐵馬客棧」のドアを閉めセルフチェックアウトして徒歩1分の枋寮駅へ。これから台南に移動である。
利用する列車は、9時4分枋寮駅発、10時30分新左営駅着の特急自強号304。高雄のこの駅から10時56分発の急行莒光号562に乗り換え、11時31分に台南に到着。約2時間半の旅だ。
台南駅からは、この日泊る友愛街の宿に直行し、だいたい12時過ぎに荷物を預け、15時のチェックインまでの間、食事と散策へ。
というか、台南の目的は食べ歩きがメインなのだ! 今日は食べまっせ!!
まずはホテルすぐそばの市場わきにある鍋焼意麺のお店「水仙宮古早味鍋燒麵」へ。
あたくし、台南の太めの揚げ麺で作る日本の鍋焼きうどんみたいな「鍋焼意麺」がすごい好きなんですの。
台南に来る度に行ったことがないお店を訪ねては、まだ見ぬ好みの味の鍋焼意麺をさがしてるくらい、大好きなのよ。
今回のお店は、もともと水仙宮市場の中にあったお店とかで、普通のカマボコとお麩とテンプラがのってるタイプのほかに、エビとイカがたっぷりの隠れメニュー「鮮蝦小卷隱藏版」というのがあると聞いていて、これがお目当てだった。
これです、これ!! エビさん3尾にイカ1杯入って120元。なんてお得なの!! しかも海鮮の味もだしに入ってて美味しいよ!! 当たりだったわ♪
お腹もほっこりしたところで、そぞろ歩き開始。
こちらは、新美街の壁画アート。
リアル系のアーティスティックなのと、可愛い系があったけど、私はリアル系のほうがかっこよくて好きかな。
この通りには前から気になってた老舗のお茶屋さんがあって、外から見ると入り辛い雰囲気なんだけど、今回は勇気を出して入ってみた。
「金德春老茶莊」というお店で、清代からお茶を売ってるそう。店内には古い甕が並んでいて、甕の中には茶葉が入っていた。
量り売りの甕のお茶にも袋詰めのお茶にも、どれも1斤(約600g)あたり、1両(約38g)あたりとか袋ごとの値段が書いてあるので選びやすいことは選びやすい。
けど、お店の人からはあんまり説明もなく、試飲もなかったので、どれを選んでいいのかよくわからず。お店の人は質問したら聞いたことの回答はしてくださるのでアドバイスを求め、とりあえず自宅で飲むならこれくらいじゃないかと出された75g300元の安い紅茶「台茶18号紅玉」を購入してみた。
産地とか茶葉の特徴をお話で聞いて的確な判断ができるのだったら、とても買いやすいお店なのではなかろうか。
そのまま新美街を北上し、台南の超有名観光スポット「赤崁樓」へ。
わざわざ入場料払って中入って、メインの建物は外からチラ見。ここは何度も見学したことありますからね、見学はもういいのよ。素通りして私が向かった目的地は売店である。そうなのよ、台南の古跡限定発売の鄭成功スナックとビールを買いに来たのだ。
これは私の晩酌用と、会社の同僚へのお土産である。こういう、面白グッズ、ホント好き。
企画考えた台南の人も素晴らしいわ。グッジョブっすよ!!
※茶葉の後日談。
この時の茶葉は購入後、そのまま翌年まで放置してたのだが、他のお茶を飲みきったので開けてみたところ、意外にも香りはとてもよかった。味もなかなか。さすが安くても台茶18号紅玉。高い紅玉よりちょっと渋味を感じるけど、ガブガブ飲むには十分。しかも5煎はいけるからコスパもいい。結構いい買い物だったのかな?
と思ったところで思いつく。…...いや待て。冷静に計算したら、1台湾斤=600g、600÷75=8、ってことは75gで300元の8倍だと600gで2400元ってこと!? だったら、すごい安いわけで訳でもないか。でももっといいやつは超美味しいからなあ…...。お茶は奥が深いわあ。
と、また勉強になった、があこさんなのだった。
2019年4月3泊4日台東・屏東・台南ひとり旅16-DAY3-2につづく~
水仙宮古早味鍋燒麵
住所:台南市中西區友愛街113號
時間:11:00~14:00、16:00~19:30、水木定休
金德春老茶莊
住所:台南市中西區新美街109號
時間:09:00~20:00
ここまでの散策経路 ↓
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