標識の右側前方に歩いていくと、先ほどから見えていた階段のふもとにたどり着いた。
なんか傾斜がすごそうだけど、やっとちゃんとした道だよ。(感涙)
これがラストスパートじゃ!と気合を入れて階段を上り始めると、上方にミニマムな灯台の姿が見えた。
階段は下から見たとおりに高さと傾斜がけっこうあり、さすがに一気に登りきることはできず、踊り場で休憩しつつ、なんとか頂上まで登り切った。
やったー! 三仙台嶼の頂上に登ったど~!!
すごいな、地上の人があんなに小さいよ!
灯台にたどり着いたのは15時ごろ。
対岸の海岸を出発して1時間ほどが経っていた。
割と本気のハイキングで汗びっしょり、髪の毛もぼさぼさ、顔も暑さでほてって真っ赤という、美しくない姿になっていたが、登り切った達成感があり気分がいい。
灯台は本当にミニで、周囲の土地も狭く、灯台の全体像の写真は上手に撮れなかった。手すりのないところを少し上がったら撮れそうだったけど、危ないことはやめといた。
休憩する場所もほとんどなかったが、土台のコンクリに腰かけて水分補給。高所で遮るものがなく、風が通り抜けて気持ちがいい。空が曇ってきていたので、気温も少し下がったのかもしれない。
ひとりで自撮りしていると、近くにいた方が写真を撮ってくれたりして、和気あいあい。
みんなあの荒れ地を乗り越えて、最後の階段も登り切った同士だもの。なんか連帯感わくわよね。
下の写真は台東市方面。昼前からバイクで走ってきた海岸線だ。遠くまで来たなあ!
しばらく絶景を堪能して、灯台を後にし、またもと来た道を戻っていく。
階段を背に陸のほうを見ると、改めてすごい荒野だなと感じた。写真ではわかりづらいが、斜面沿いにいくつか散らばってる白い点が、こちらに歩いてくる人たちだ。こうやって見ると、やっぱ結構距離があったよなあ。
とはいえ、帰りは方向もどこ歩いたらいいかもわかっているので、行きよりはさくさくと進むことができ、15時半まえには最初の丘の足元の東屋まで戻ってきた。
行きは急いでたのでチラ見しただけだったが、ここにはゆるキャラがいる。ちょいと休憩しよう。
太陽か火の玉っぽいけど、足元にアーチ橋があるので、三仙台で見る朝日ってことであってるのかな。三仙台って日の出観賞の名所だし。
で、太陽君(仮)が背負ってるリュックはポストになっていた。ここからハガキとか送れるっぽい。
そんなこんなで、島側のアーチ橋の足元に戻ってきたら15時半ごろになっていた。
こちら側からのアーチ橋も美しいので、もちろん写真を撮りまくり、満足したところで岸側に戻った。
アーチ橋の上では、よその人に写真撮影を頼まれたり、お礼にと撮影していただいたり、また海の絶景に感嘆したりと、楽しく歩いているうちに、思ったより早く岸に到着。
下の写真は橋の北側の風景。手前の海岸がビジターセンターに続く海岸。奥に見える集落が、たぶん民宿がある集落だ。
駐車場に戻ってきたのは16時。
およそ2時間のハイキングは、これにて終了したのだった。
けっこうハードだったけど、楽しかった!
ミッション・コンプリートね!!
2019年4月3泊4日台東・屏東・台南ひとり旅6-DAY1-6につづく~
東部海岸国家風景区三仙台ビジターセンター
住所:台東縣成功鎮基翬路87號961
時間:08:30~17:00
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