11月に青年公園ちかくの「大三元豆漿店」のボリューム満点の蛋餅を食べて、豆乳店の朝ごはんの美味しさと楽しさを久方ぶりに味わい、豆乳店スイッチが入ったがぁこさん。
12月になっても、年が明けて1月になっても、スイッチは入ったまま、何ならアクセル全開。
ついには、平日に早起きして、朝会社に行く前に遠回りして、「行ってみたいリスト」の豆乳屋さんに行く、ということまでし始めた。
本日ご紹介する「家香豆漿店」は、1月の平日に訪れたもう一軒の豆乳屋さんだ。
お店は台北101ビルから歩いて10分かからない通りにある。実はこの辺りまで歩いてきたのは初めてだが、意外にお店がたくさんある商店街のようになっていて驚いた。なんか素敵なお店もたくさんありそう。
お目当ての「家香豆漿店」に到着すると、店頭に行列ができていた。
のぞいてみると、行列の人はテイクアウトで、イートインの人は直接店内に入ればいいようだったので、中に進む。
「注文票書いてね~」と外国人らしきスタッフのお姉さんに言われたので、注文票に席番号と注文を記入して、おかみさんらしきお母さんに渡した。支払いは食後とのこと。
客席エリアは割と広かったけど、イートインの人は少なくて、パラパラお客さんが座ってるくらいだった。
余談だけど、片付けや料理を運んでる先ほどの外国人らしきお姉さんは常に笑顔でフレンドリーで、素敵な対応が気持ちいい方だった。
けど逆に、おかみさんらしきお母さんは無表情でちょっとつんけんしてる。朝は忙しすぎるのかもね。汗
今回注文したのは、湯包(小籠包)半籠(5個)、胡椒餅夾蛋、鹹豆漿の三種類。
ちょっと多いかな。でも食べきれるであろう。
運ばれてきた朝ごはんがこちら。
まずは小籠包。
こちらのお店のは全体の食感がシュウマイみたい。肉汁はたっぷり系で美味しかった。
けど、味はこのあいだの「山西小小刀削麵館」のほうが私好み。あちらはまた食べに行きたいくらい好きな味だった。
鹹豆漿は、これまた豆腐か!っていう濃さ。
っていうか、揚げパンが豆腐に刺さってる感じの、なかなか見ない極濃ぶり。笑
具はオキアミ(アキアミ?)と酸菜、ネギが少し。豆腐に刺さってる揚げパンはふんわり系。
だしはそんなに濃くなく、全体的な味は薄目であっさり。でも美味しいよ。
そして胡椒餅夾蛋。
「え、これが『胡椒餅』なの!?」というビジュアルである。
皆さん、台湾で「胡椒餅」っていうと、普通は、丸いパイ生地風の生地の中に胡椒が効いた豚肉餡を包んで窯で焼いたアレを思い浮かべると思うんですが、こちらのお店の「胡椒餅」は、胡椒味の厚い生地の焼餅のことを指すらしい。
私は事前にGoogle先生の口コミ写真でどんなものか確認したけど、ノーチェックで名前だけ見て注文すると、予想と違うものが出てきちゃってびっくりしそう。笑
胡椒餅の生地は、このあいだの「山西小小刀削麵館」の三角餅をもう少しふわふわにして、多目に胡椒振った感じ。卵焼きを挟んでるので、味は三角餅夾蛋に近い。
総合的に比べると、三角餅のほうが好きだけど、ここの胡椒餅も相当美味しいと思う。
なので、こちらのお店では、豆乳系と胡椒餅をおすすめしたい。
自分で再訪するなら、豆乳系と胡椒餅と、あと甘いパイ系も食べてみたいなあ。
美味しいお店で朝ごはん食べられて幸せ。
ごちそうさまでした!
家香豆漿店
住所:台北市信義區吳興街129號
時間:06:00~12:00,月曜定休
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