今年の春節連休はずっと雨だった。
晴れたらサイクリングに行こうと思ってたのだけど、結局ほとんどアパートに籠って読書に明け暮れて過ごしたのだった。
そんな雨の旧正月連休に、散歩がてら近所の中正紀念堂にでかけてロビーで開催している展覧会『「逗陣遊臺灣Amazing Taiwan」3D藝術展』を見てきた。
これがね、なかなか楽しかった!
休日の雨の日で、朝早く行ったからか、館内に参観者がほとんどなく、スタッフのほうが多いくらいっていう状況だったので、展覧会ほぼ貸し切り状態で見学することができたのだ。
会場は、中正紀念堂会の1階ロビー。もちろん参観無料だ。
展覧会では、台湾の廟のお祭りでよく見かける「電音三太子(哪吒)」や台湾全土の有名観光地を描いた3Dアートが並んでいて、面白い写真を撮りながら旅行気分も味わえるようになっていた。
こちらは一番南側の廟を描いたゲート。キッチュなカラフルさがとても可愛い!
春節期間なので「新年快楽(あけましておめでとう!)」と書いてあるパネルもあった。
穴に顔をはめれば、あなたも三太子!笑
こちらは宜蘭県の亀山島。
ジェットスキーやサーフボードに乗ってるような写真が撮れるようになっていた。
浮き輪とパドルは小道具かな?
それにしても、立体感すごいなあ。
こちらは南投県の清境農場。
右側の羊のバッグの上に座ったり、中央の羊の洗濯ばさみを引っ張るように立つと、いい感じの写真に仕上がるらしい。
こちらは台東県のバルーンフェスティバルの様子を描いたもの。
右側のバルーンの籠の中に入ったり、中央のバルーンの上に座ったりするみたい。
こちらは会場中央に立つ切り絵風アートの門。
よくみると、伝統的な植物柄の中に、台北101ビルと中正紀念堂、電音三太子、今年の干支の虎、野柳の女王頭、そのほか3Dアートの画材になってる各観光地などが描かれていて、すごい凝ったデザイン。素敵!
そしてこちらが、一番好きだった3Dアート。
中正紀念堂をバッグに、満開の桜の下で三太子が3人並んでて、桜の花吹雪がこちらの飛んできてるのが、すごく立体的! なにより、三太子くんたちがすごい可愛い!
写真的には一番右側の自撮り棒もった三太子の隣に立って、階段の上にあるように見える風船を手に持って、自撮り棒のスマホを見るようにポーズをとると、三太子のみんなと記念撮影中、というシーンが撮れるみたい。
でもこの絵だけでもとっても可愛い!
ひとりなので誰かに写真撮ってもらうとかはないけど、絵を見てるだけでもとっても楽しかった。遠出しない連休だったけど、こういうのんびりした休みもまた良し。
8月までやってるみたいなので、また散歩のついでに寄ろうかな。
「逗陣遊臺灣Amazing Taiwan」3D藝術展
住所:中正紀念堂
時間:09:00~18:00
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