本日紹介するのは、昨日紹介した東門市場の東門城滷肉飯の後にデザートに立ち寄ったかき氷とデザートのお店、金雞母Jingimoo・甜品。
ここは実は、8月頭ごろに用事で近所を通りかかった時に、偶然道を間違えて入った路地で見かけた店。市場の端という場所にそぐわない(失礼)お洒落な店構えと、炎天下に冷房もなさそうな店からあふれる若者が気になって、ずっと来てみたいと思っていたのが、今回、念願かなっての訪問となったのだった。
赤い暖簾が印象的な、こじんまりとした店。全部で20人も座れないんじゃないだろうか。
私が行った時はちょうど満席だったが、柱にかかっているウェイティングリストに名前を書いて少し待って、すぐに席に着くことができた。10分待たなかったと思う。
メニューを渡されるので、決まったらカウンターに行って注文し、先に会計を済ませる。ミニマムチャージは、ひとり一品の注文。金額は問わないようだ。
注文したのはもちろん、以前通りかかった時から気になっていた看板メニューの春暖大花玫瑰冰(薔薇のかき氷)90元。
見た瞬間に「きゃーっ!! かわいいっっ!!」と乙女心が大爆発すること間違いなしの、ピンクの可愛いかき氷。私もいそいそと写真を撮ってしまった。でも、溶けちゃうので早く食べないと!
サイズは小さめで、一人で十分完食できる量。氷を削っただけの白いかき氷に、自家製の薔薇のソースがかけられ、その上に、鉄観音茶のゼリーと、白とピンクの白玉、仕上げにきざんだ薔薇の花びらが散らされており、別の器で、これまた薔薇の花びらを散らした練乳が添えられている。
始めに、手前半分を練乳をかけないで食べてみた。ピンクの氷の部分は、ほんのり薔薇の存在を感じるさっぱり味。ローズヒップやハイビスカスのお茶のような、爽やかな酸味を感じるが、酸っぱすぎるということもない。甘さも控えめで、とても美味しい。
白玉も、硬すぎず柔らかすぎず、ちょうどいいモチモチ感。こちらも甘すぎず、私好み。小豆とか、抹茶に合いそうな白玉だなあと思っていたら、私の心の声が聞こえたかのように、氷の真ん中から小豆が現れた。お店の人、粋なことするじゃん!
ここから、練乳も少しかけて食べてみた。この練乳も甘さ控えめで、薔薇のソースの邪魔をしない味ではあったが、私の個人的な好みでは、練乳はなくてもいいかな、という感じだった。
本当に美味しくいただいたのだが、お腹がいっぱい過ぎて、氷が最後まで食べきれなかったのが残念!
これからまだまだ暑い日が続く台北。他のかき氷も気になる。ここもまた、近いうちに再訪してみないといけないようだ。
金雞母Jingimoo・甜品
住所:台北市中正區杭州南路一段143巷36號
電話: 0908-232 108
営業時間:平日12:00~20:00、土日12:00~19:00、月曜休
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