東門城滷肉飯。一日2時間だけの、幻の魯肉飯!!

社会人に復帰して、引越しも済んでだいぶ落ち着いてきたので、久しぶりに休みにしかできないことをしようと、昨日は朝から出かけて、MRT東門近くの東門市場に行ってきた。

お目当ては、一日に2時間しか営業していないという、幻の(というのは大げさかもしれないが)魯肉飯。店の名前は、東門城滷肉飯。営業時間は朝10時半からの2時間だけ。昼間会社に行っている身としては、なかなか訪問が難しい時間帯だ。

何言ってんだ、この間まで学生だったんだから、何時でもいけたんじゃないか、というツッコミもあろうかと思うが、それはその通り。反論はできない。しかし、いつでも行けるところには、なかなか朝からわざわざ行かないのが、人間というものである。そんな訳で、今頃の初訪問となったのだった。

私が店に到着したのは、11時過ぎ。幸い魯肉飯はまだまだたっぷりあったが、もう一つ試してみたかった魯蛋(煮卵)は、すでに売り切れ。まだ開店から30分くらいしか経ってないはずなのに…もう遅いんだ…、と驚愕。とりあえず、魯肉飯(小25元)だけでも何なので、青菜の盛り合わせ(30元)も一緒に注文した。

ここの魯肉飯は、市場で仕入れた新鮮な豚肉を煮込んで作っているそう。肉はサイコロ状で、皮目の部分が多いのが特徴だ。見た目は油っこいようだが、食べてみると案外しつこくない。けれど、コラーゲンのとろみはきちんと感じられる。味付けは、濃いめで、私好みで美味い。

付け合わせに頼んだ青菜の盛り合わせは、正直申しあげると味付けが私の口には合わなかった(というか味がしなかった)ので、次回来ることがあったら、頼むのはよそうと思う。

私が食べている間も、ひっきりなしにお客がやってきて、煮卵がないというのでがっかりする人が続出していた。皆さんが「煮卵ないの?」と聞くのを見ていると、今度はもっと早めに来て、煮卵がどんなものか、試してみたいと思った。

このあと、デザートにかき氷を食べたのがとても素晴らしかったので、こちらもまたご報告したいと思う。


東門城滷肉飯

住  所:台北市中正區信義路二段81號(東門市場 新館12号の店舗)

営業時間:10:30-12:30 

     ※ネット上には09:00開店とか11:00開店という情報もあり。

地  図:https://goo.gl/maps/qSL3kHF1fTE2


台湾いとしこいし

台湾が好き。 やって来た来た、いとしくて、こいしい、台湾。 勉強して、食べて、遊んで、旅して。勢いだけで、突っ走る元OL留学生、今日も台湾をゆく。 2017年台湾の大学の修士課程卒業、台湾で社会復帰。 instagram@taiwanitoshikoishi