台南旅行記が滞っているところではあるが(汗)、ここで一軒、新店にある、嘉義で食べるのと同じ!か、勝るとも劣らないと思う、私のとっておきの鶏肉飯屋を紹介したいと思う。
店の名は、そのままずばり、嘉義雞肉飯という。ここは、何時も食事時には店の外まで人が溢れる行列店。特に夜はすごい。台湾の有名グルメブロガーも、嘉義出身の友人を連れて行って、その人も美味いと言っていたと書いていたくらい、美味いと評判の店だ。
店構えは、なんてことない街の食堂、といった感じ。
入り口右手に小菜(小皿売りのおかず)の棚、その前にお母さんたちが陣取って、注文を受けていて、カウンターの中に厨房があって、お父さんたちが料理を盛り付けている。
混雑している時間に行くと、持ち帰りのお客が入り口にあふれていて、入るのにちょっと躊躇するかもしれないが、恐れず店に入ろう。店内で食べるなら、席を探して座って、注文票に注文を書き込んで、カウンターの前にいるお母さんに渡せばOK。
私のいつもの定番は、鶏肉飯(大)と燙青菜(湯がいた青菜)なのだが、今回は写真用に(笑)お得なセットメニュー鶏肉便當(鶏肉飯弁当)を注文。
鶏肉飯(大)に、魯蛋(煮卵)と、白菜魯(白菜の煮物)、筍千魯(筍の煮物)、そしてなぜかヤクルトがつくという、店の人気メニュー全部載り、といったところ。
この店の鶏肉飯は、嘉義で食べたのと、本当に遜色なく、すごくいい味だと思っている。肉のジューシーなしっとり加減といい、ご飯にかけられた鶏のだしといい、本当に嘉義で食べたのと同じくらい美味しい。
この肉のしっとりな感じが、すごく好きなところ。だしと合わさって、さらさらさら~っと食べられる。鶏肉飯だけをじっくり堪能したいので、いつもはセットにはせず、鶏肉飯だけたべるくらい、とてもとてもとても、ここの鶏肉飯が好きだ。
筍の煮物は、シナチクの煮物、という感じ。特にすっごい美味しい!感動!というようなものではないが、普通に美味しい。
白菜の煮物、こちらも普通に美味しい煮物といった感じ。煮卵も美味しいが、これは鶏肉飯にあわせるより、魯肉飯にあわせた方が美味しいと思う。
がっつり食べたい、というときには、このセットがおすすめ。でも、女性だと多すぎるかも。鶏肉飯に集中したいときは、単品で注文するのがおすすめ。カウンターの小皿料理も美味しいものが多いので、好きなものを選んで食べてみるといいだろう。
新店には、わざわざ電車に乗って食べに行ってもいい、美味いものがけっこうあるので、またほかの店も紹介したいと思う。
ああ、書いてたらまた食べたくなってきてしまった…。
嘉義雞肉飯
住所:新北市新店區建國路238號
電話: 02-2912 6388
営業時間:11:00-15:00、17:00-21:00、土曜休
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