引っ越しをしたので、ここのところちょくちょく、足りないものを買いに、大きめのニトリが入っている西門のカルフールに出没している私。
立ち寄るのは、たいてい会社帰り。以前、休日に立ち寄った時は、うっかりレストランフロアの鍋に引き寄せられて散財したため、最近は無駄遣いをしないように、カルフールに行く前に夕食をとってから広いカルフール探索にでかけるようにしている。
会社の近くで食べてもいいのだが、カルフールの近くの路地に何軒か食堂があったよなあと、今まで立ち入ったことのない路地を覗いてみたところ、店の外の席までお客さんであふれている店があったので入ってみた。
店頭で、お母さんに、「何食べるの?」と聞かれ、とりあえず看板メニューの乾拌麺(スープ無し麺)の小を注文。「スープは?」と聞かれたが、食べきれないと困るので、無しで。
でもちょっと他に少しだけ何か…と思ったら、入り口の台に並んでいた滷味(醤油煮込み)が美味そう、しかも安い!
豚耳(1皿20元)、昆布(1個10元)、煮卵(1個10元)も追加。お母さんがその場で切って、麺と一緒に席まで持ってきてくれた。豚耳、少ししょっぱいかもだけど、ビールのあてにしたらすごいいいかも。
乾拌麺は、ネギがのってるだけの、味のない麺が、どどーんと器に盛られてやってきた。私が頼んだのは小だが、結構麺の量がすごい。器にぎちぎちに麺が詰まってる感じ。
周りの人を見ると、この麺を、机の上に置いてある台湾の黒酢(ウスターソースの薄いやつみたいなやつ)やラー油、唐辛子などの調味料で、自分好みに味付けしてわしわし食べるのが正解のよう。
私も前に座ってるおじさんのマネをして、黒酢、ラー油、唐辛子を振りかけてみた。唐辛子の量が半端ないように見えるが、一応匂いを嗅いだ感じでは、そんなに激辛でもなさそうだった。私の目の前のおじさんは、この倍は入れていた。私はこれで、少なめにしたつもりである。
これを、まんべんなくかき混ぜて、できるだけ熱いうちに掻っ込む。
予想通り、唐辛子は全然辛くない。むしろ、香ばしさのアクセントになっている感じだった。私はもう少し辛さが欲しかったので、唐辛子とラー油をさらにプラス。
というか、何だろうこれ、ご飯で言ったら醤油がけご飯みたいなもんなんだけど、なんか不思議にハマりそうな感じ。すごいジャンクなフードだわ~!(ルー大柴風)
目の前のおじさんは、これに豚耳をぶっこんで、一緒にわしわし食べていた。なるほど、そういうのもありなのか。と、思うと、唐辛子を全く入れないで食べているおばさんもいた。
好きなように、自由に食べられて、安い。これが人気の秘密なのかも。
すっかりお腹がいっぱいになったところで、あらためてカルフールに突撃したがぁこだった。
中原福州乾麵
住所:台北市中正區延平南路164號
電話: 02-2331 2326
営業時間:6:30-19:30、土日休
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