昼食は、2012年に同級生と行った茶壺鶏と決めていた。
本当に美味しくて、友達にも是非食べてもらいたいと思ったのだ。
關子嶺茶壺雞は、公園のバス停からバスに乗り、10分くらいの「榮民之家」バス停で下車し、元来た方向に歩いて少し戻ったところにある。バスに乗っていて通過するし、バス停からもなんとなく見えるので迷子になることはないと思う。
久しぶりに来ても、大きな素焼きの茶壺(急須)が並んでいるのを見ると、懐かしさと期待でテンションが上がる。
注文はもちろん、鶏の丸焼き「茶壺鶏」! 待ち時間には、友達と私たちの鶏の焼き上がりを見学に行った。
焼き上がりはこちら。パリパリで香ばしい香りが本当魅惑的。
おおお、美味しそう!!
軍手とビニール手袋を友達に渡して、鶏の解体を体験してもらったところ、「なんか、手袋に肉がくっついちゃうよ~(汗)」とおかしなことを言う。
そんなわけないだろうと、彼女の手元をよく見ると、なんとビニール手袋の上に軍手をはめて鶏と格闘しているではないか。これじゃくっついて当然である。
軍手をした上にビニール手袋して解体するんだよ、と説明すると、「あ、そっか~!!(爆笑)」 これには、私も一緒に爆笑。なんておちゃめさんなの…!!(笑)
結局、解体は私が担当させていただいて、いただきますとなった。
こちらは、もう一品頼んだ龍鬚菜(龍の髭の菜っ葉という名前の山菜)の炒め物。かすかに苦みと粘りを感じる食感の山菜で、私の好きな山菜だ。
美味しい鶏肉で大満足の昼食を楽しんだ後、バスの時間を見てバス停に戻った。
バス停のそばに、暖簾のように豚肉の塊が干してあるのに気が付いた。
あまり見たことがない光景で、とても面白いと思った。五月とはいえ、すでに灼熱の太陽が照り付けていて、とても暑いこの気候が、干し肉作りに向いているのかもしれない。それにしても、道端で放置してて、誰も盗ったりしないのかな? のどかな田舎の風景である。
そうこうしているうちに、新営駅行のバスがやってきた。
さて、台南駅へ向かって、出発だ!
その⑥へつづく~
關子嶺茶壺雞
住所:台南市白河區仙草埔里62-11號
営業時間:10:00~21:00、火曜定休
交通:新営バス 「榮民之家」バス停近く
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