台灣山苦瓜糙米茶。苦瓜玄米茶、不思議な味なのになぜかクセになる…!?

スーパーで買い物中に、偶然見かけたこのお茶。

「台灣山苦瓜糙米茶」という名前とパッケージのイラストからわかる通り、苦瓜入りの玄米茶だ。

すごいな。ナニコレ。

玄米茶はわかるけど、なんで苦瓜入れた。謎だわ。

でも「降火気・促進代謝(ほてりの改善・代謝促進)」って書いてあるからなんか体にはよさそう。これも薬膳なのかしらん。知らんけど。

なんか気になって、興味本位で思わず買ってしまった。


帰宅して早速中を開けると、結構大きめの三角ティーバッグで、うっすらと茶色と薄緑色の物体が見える。

ティーバッグの中身が見たくてハサミでカット。

中にはたっぷりの煎った玄米と、けっこうな量の緑の物体――ドライ苦瓜のスライスが入っていた。うわあ。

お湯を注いだ感じはほぼパッケージの写真の通り。水色は薄い黄色。

香りは正しく玄米!といった感じで玄米が主張している。

飲んでみると、玄米の香ばしさと甘さがありながらも、後味は苦瓜という、なんとも不思議な味。正直、すごく美味しくもないけど、不味くもない。(汗)

けど飲んでたら、だんだん慣れてきて、そのうちなんか続けて飲んでもいい気持ちになってきた。案外クセになる味なのかも。

おまけ。

パッケージに、「茶殻はお粥やデザートに再利用しましょう」的なことが書いてあった。たしかにたっぷり食材入ってるし、もったいない感じがするのはわかる。

ので、とりあえず軽食に苦瓜玄米茶の茶殻入りオートミール粥を作ってみた。

オートミールを計量カップで50mlラインくらいと、お茶を1回入れた苦瓜玄米茶の茶殻、お湯200mlくらいをフライパンに投入。

弱火でどろどろになるまで10分くらい煮るとお粥完成。

玄米の香りが結構するのでだし入れなかったけど、全然オッケーそう。

味付けは塩だけでシンプルにしたけど、これも正解。香りづけにエキストラバージンオリーブオイルをたらすとイタリアンリゾットっぽくなった。

ただ、10分くらい煮ても玄米は硬いまま芯が残っていた。けど、もっと煮るのは面倒だしこれでいいと思う。ちょっとお米のリゾットのアルデンテの食感ぽくて、まあ大丈夫。

苦瓜の味はお茶で出てしまって、あまりしなかった。

感想としては、まあ食べれるけど、わざわざこの茶殻の処理のためにお粥やリゾット作ってまで頑張って食べなくてもいいかな?

私は多分、もったいないかもだけど、純粋にお茶として楽しむと思う。


とにかく、ノンカフェインのお茶としては結構面白いお茶だったので、興味のある方は是非一度味わってみてほしい。

台湾いとしこいし

台湾が好き。 やって来た来た、いとしくて、こいしい、台湾。 勉強して、食べて、遊んで、旅して。勢いだけで、突っ走る元OL留学生、今日も台湾をゆく。 2017年台湾の大学の修士課程卒業、台湾で社会復帰。 instagram@taiwanitoshikoishi