酷暑の台湾。体潤す仙草茶。

今年の夏のマイブームは仙草茶。

仙草茶というのは、シソ科の薬草で、乾燥した葉や茎を煮出したハーブティーだ。

これまで飲んだことはあるけど、そんなに積極的に飲もうとは思ったことがなかったのだが、4月の突然酷暑になった時に外にいて、熱中症寸前でたまたま売ってた仙草茶を飲んだら、思いのほかすっきりして、それからハマったのだ。

いくつか試した結果、伝統市場でよく見かける建美というメーカーの冷凍仙草茶が一番飲みやすかったので、ちょくちょく買うようになった。

仙草茶って、ちょっと薄荷みたいなスース―した清涼感があるんだけど、ほんの少し薬草臭いのね。お店によって濃さとか違うけど、あんまり濃すぎると飲みにくい。

その点、このボトルのはちょうどいいすっきり具合。無糖だから普通のお茶代わりにごくごく飲めるので重宝している。

しかもきちんと品質検定にも合格してるし、ボトルもふたがきちんと密閉されてて安心。

メーカーの若社長のインタビューのテレビ番組の動画見たけど、工場も清潔だし、きちんとしたものを消費者に届けたいっていう信念が素晴らしかった。市場の露店でも仙草茶売ってるけど、どこでどういう風に作ってるのか分からないのは衛生面が不安だったのでこのメーカーの商品に出合えたのは僥倖だった。(中国語だけど動画貼っときます。)

仙草茶には暑気あたりやのどの渇きに聞くといわれているので、夏にぴったり。実際、今年初めて自分の体で効果を実感してから、伝統的な飲物ってやっぱり生活の経験からのものなんだなあって感心した。

建美というメーカーの冷凍仙草茶はスーパーで見たことがなく、市場の八百屋さんとかで売ってることが多いので主に週末に買い出しに行ったときに買って、週末に飲んでいる。売り場では半解凍なので、持ち帰って冷蔵庫に入れて次の日には飲みきる感じかな。

1本1400㏄で市場だと50元。コスパもいいのでぐびぐび飲んでいる。

最近のもう一つの楽しみが、微糖の黒糖ゼリーと仙草茶を合わせたデザート。

これも偶然で、先日地方のお土産の黒糖ゼリーの素を使ってゼリーを作った時に失敗してゆるゆるになってしまったときに、思い付きで仙草茶を注いで飲んでみたらのど越しと甘みがちょうどよかったので、気にいってしまったのだ。

最近はゼリーを固めに作って、スイーツよりにして食べている。無糖の仙草茶と微糖のゼリー、デザートで食べても罪悪感が少なくていいのよね♪

もちろん、今日も飲んでるよ!

台湾いとしこいし

台湾が好き。 やって来た来た、いとしくて、こいしい、台湾。 勉強して、食べて、遊んで、旅して。勢いだけで、突っ走る元OL留学生、今日も台湾をゆく。 2017年台湾の大学の修士課程卒業、台湾で社会復帰。 instagram@taiwanitoshikoishi