大安森林公園。夜の水辺に蛍は見えるかな?

先日から大安森林公園で夜のホタル観賞会が始まっているとのことで、久しぶりに夜のウォーキングで公園内を歩いてみた。

この間まで整備中だった生態池は新しい水路と、池周りの通路が完成していた。

ライトアップもされていてすごく綺麗だ。

橋のすぐ下はライトがちょっと明るすぎるかもだけど、きっと専門家が水鳥の生活になるべく影響がないように設計されているのだろう。

水鳥の聲と蛙の合唱が聞こえて、なかなかいい雰囲気だ。風もあって、涼しくて気持ちいい。

てっきりこの生態池のあたりで蛍が見られるのかと思っていたが、蛍の生育エリアはここではなく、通路をはさんだ南側の人工湿地っぽいエリアだった。

見学に向かう親子連れについていくと、蛍の生育エリア周辺には制服姿のボランティアの方がたくさんいらしたので場所はすぐに分かった。

薄暗い中、足元に気を付けて歩いて行くが、どうも蛍さんの姿は全然見えない。

大学在学中にホームルームの先生に連れられてクラスのみんなで見に行った南投の田舎の見渡す限り蛍の大群まではいかなくても、ふわふわ~とすぐわかるくらい蛍が飛んでるのかと思っていたので、ちょっと拍子抜けした。

全く見えないので帰ろうかなと思っていたら、ボランティアの方が「あそこにいるわよ、あの葉っぱの影」と教えてくださったので水辺の茂みの方を覗くと、確かにひとつ光っていた。場所を変えてみたところでも、ひとつ光っているのを確認できた。

合計、光っているのを確認できたのはふたつ。すごく少なかったけど、こんな街中で確認できただけでもすごいことなんだろうなあ。来年は、もっとたくさん見られるかしら。

水面に映った月が、とってもきれいな夜のお散歩だった。



大安森林公園

住所:106台北市大安區新生南路二段1號

※公園に置いてあった看板によると、2021年の蛍鑑賞期間は5/2までで、期間中毎日ボランティアの方がいらしてガイドツアーもあるとのこと

台湾いとしこいし

台湾が好き。 やって来た来た、いとしくて、こいしい、台湾。 勉強して、食べて、遊んで、旅して。勢いだけで、突っ走る元OL留学生、今日も台湾をゆく。 2017年台湾の大学の修士課程卒業、台湾で社会復帰。 instagram@taiwanitoshikoishi