岸內糖廠の隣にある岸内国小(国民小学、小学校)は、資料によると戦後の1947年に岸內糖廠の従業員の子供たちを通わせるために設立された小学校で、当時は「私立台糖醍醐小学」といって、製糖工場の工場長が校長先生を兼任していたんだそうだ。そう思うと、日本統治時代から戦後しばらくの製糖が盛んだった時代の製糖工場って、すごい規模だったのだなあと思う。
敷地内の岸内神社は1907年の建造で、天照大神をお祀りしていたという。神社の周りには製糖工場の従業員の宿舎が建っていたが、戦後になって取り壊されて、今の小学校になったんだそう。
小学校の門から敷地に入ると、石灯籠が並ぶ参道が有るので神社の跡はすぐわかる。
石灯籠の文字は例によって戦後にやって来た政府によって塗りつぶされている。
狛犬さんの奥に参道が続いている。この奥に本殿があったんだろうなあ。緑の中に石灯籠と狛犬さんがじっと佇んでて、とても静か。
阿さん。
吽さん。
小学校はシンプルで可愛い校舎。ここは廃墟じゃなくて、いまも児童が勉強してる学び舎だ。
そうそう、神社といえば、鹽水の市街地にも鹽水神社の跡があったのだけど、ハンドブックの地図で場所が分からず、こちらも断念。今ならスマホですぐ調べられるけど、残念。
気がつけば14時回ってた。
さすがに空腹待ったなし!
鹽水市街地にもどって、ご当地名物をいただいちゃおう!!
2018年6月台南バイク&バス旅3泊4日。6-DAY1-6につづく~
岸内國小
住所:台南市鹽水區岸內里新岸內96號
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