11時前に小南海風景区を出発し、台湾鉄道後壁駅に向かう途中で道を見失い迷子になってしまったがぁこさん。不幸中の幸いで意外な蓮スポットでこの日最後の蓮のお花見を堪能し、再度駅に向かって出発進行!
といきたかったが、いかんせん、自分がいる正確な場所がわからない。まがった向きからして、南下しているのは確か。用水路だか小川だかがあって、自転車道もあったから、駅がある1号線より西側にいるに違いない。しかも、けっこうて前だと思われる。
ということで、なんとなく大きな道に通じてそうな路地で右折し西方向へ。途中確かお寺の前で地元民の方に道を尋ね、地図を見てもらって、1号線への出方を教えてもらい、そのおかげで11時半に後壁駅に辿り着くことができた。(通りすがりの方、ありがとうございました!)普通に車で行ったら10分ちょっとの道のりが30分ちょっとになったが、まずは一安心。
台湾鉄道後壁駅も、見学してみたかった場所のひとつ。ここの駅舎は日本統治時代に建造された木造駅舎で、鉄道ファンならぜひ見学したいスポットだ。ライトな鉄子のがぁこさん、木造駅舎に会えて大満足!
続いては、駅から5km程に位置する菁寮老街に向かう。
駅から1号線を元来た方向に少しだけ戻って、田園地帯の中を西方向に進んでいくと、間もなく田んぼの真ん中に白いピラミッドが見えてきた。
田舎の風景から浮いてる、やたら前衛的な建築物は「菁寮聖十字架天主堂」というカトリック教会。ドイツ人の著名な建築家が設計したそうで、すごい尖った造形に感心。中は立ち入れないそうなので外からお姿だけ拝見した。
教会が見えたら、老街はすぐそこ。
老街の中にも気になるスポットやお店がいろいろあったのだけど、先を急ぐので、バイクで走りながら風景だけ見て回り、ここではお昼だけ。
12時ごろ、事前の予習で決めていた食堂「富貴食堂」さんに到着した。
竹の塀や壁がレトロ可愛いお店だ。店内にも農具や傘などが置いてあって、農家の庭先にお邪魔したような雰囲気。
お店の名物料理は白いご飯に豚の角煮とおかずがをのせた「割稻飯」。
なんでも、この辺りでは以前、稲刈りは村のみんなで協力して行っていたそうで、その時に田んぼの持ち主がお礼に用意した食事を「割稻飯」というんだそうだ。
後壁は台湾でも有数の米どころとして知られるだけあって、白米がとっても美味しかった。もちろん、お肉もいい感じに煮こまれてて美味。
お腹も落ち着いたところで、また先を急ぐ。
次は、知る人ぞ知る、鉄なスポットですよ!
2018年6月台南バイク&バス旅3泊4日。3-DAY1-3につづく~
菁寮聖十字架天主堂
住所:台南市後壁區墨林里菁寮294之1號
富貴食堂
住所:台南市後壁區7-2號
時間:11:00~14:00、月曜定休
↓ 老街までのルート
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