五堵駅から先は割と最近整備された自転車道で、路面もピカピカ。
滑らかな走り心地で快適にサイクリングが楽しめる。
少し進んだオレンジの新長安橋の先で、細い水路を渡るのにクネクネしたカーブがあるけれど、その先は鉄道トンネル手前までのどかな風景が続く。
結構距離があり、「まだかな?」と心配になるけど、標識に従って進めば大丈夫。
ハイキングしてる人もちらほら。気持ちがいい区間だ。
トンネル手前の自転車牽引道も、また少しぐるぐるカーブになっている。
この牽引道の脇にはコンクリートか何かの工場があって、輸送用の引き込み線路や貨物用の機関車、貨物車両も並んでいて、工場萌えと鉄道萌えの人にはたまらんと思われるロケーションだ。
たぶん、タモリさんが大好きな感じだと思う。
そのまま道なりに進んでいくと、本日マストの目的地である「五堵隧道」に到着。
五堵隧道は日本統治時代初期に建設された鉄道トンネルで、全長は182mだそうだ。結構短い。2019年に改修工事が完了して、自転車道に生まれ変わっている。
入り口わきにはアートっぽいイラストが描かれた休憩所みたいなのがあったけど、おじさんが休憩してたので写真はパス。
トンネルの入り口に向かうように、両側の壁に蒸気機関車や周辺の風景のレリーフが設置されていた。ここで、本日の相棒のYoubikeちゃんをモデルに記念撮影。
トンネル内は照明も設置されていて、うっすら蒸気機関車の走行音や汽笛の音も流れていて、なんだかタイムトンネルな雰囲気。
200mないので、あっという間にトンネルは終わり。
振り返るとこんな感じ。
2021年現在、トンネルの先で新北市の自転車道は終点になっていた。
というか、ここはもう基隆市だし、設置したければそちらでどうぞ、ってことなのかな。
自転車道の終点から目の前の小さな廟に出ることができて、この廟の脇の道に自転車マークが描いてあり、表示に沿って進んでいくようになっていた。この先は一般道路の走行になる模様。
廟の前でポカリチャージ。体力的に、まだまだ全然走れそうだ。
よし、このまま引き続き、基隆港目指して進むことにしよう!
2021年2月台北から基隆往復サイクリング④につづく~
五堵隧道
住所:新北市汐止區長興街2段
↓ 五堵駅からトンネル入り口までのおおよそのルート
トンネルを出るまでの実際のルート。2021年3月現在、Google mapにトンネルの標示無し
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