大安森林公園の新スポット「杜鵑冶園」でツツジと紫陽花のお花見!

台湾は現在、2月27日から29日まで228和平記念日に伴う連休中。

がぁこさん、陽明山まで紫陽花を見に行ってきました!!

というのは嘘で、この見事な紫陽花は、台北市のど真ん中の「大安森林公園」の紫陽花。

実は先週なんとなしにニュースを見ていたら、連休中に大安森林公園に新スポットがオープンするとの報道があり、「そういえば、最近ウォーキングでも大安森林公園の中まで入って行ってなかったな」と思い、早速連休中のウォーキングがてら見学に行ってきた次第である。

あいにくの霧雨がちな曇りの天気だったが、昼過ぎに現場に到着するとすでに結構な人出になっていた。オープン直後にもかかわらず、皆さん情報通である。

中国語で、ツツジの花は「杜鵑花」、紫陽花の花は「繡球花」という。どちらも花の様子にぴったりで、とても可愛らしい名前だ。

大安森林公園は、毎年3月に台北市が開催するツツジ祭りの会場になるくらい、もともとツツジがすごく有名なところ。

今年は3月14日から「2021台北杜鵑花季(台北ツツジ祭り)」が始まるので、これにあわせて池やツツジの植栽エリアを再整備したらしい。

台北市の発表によると、このエリアは「杜鵑冶園」というらしいが、現場の看板には「杜鵑花心心」と書いてあったので、どちらが正式名称なのかはよくわからない。ニュースでは「杜鵑冶園」と報道されていた。

もとい。

ツツジはすでに満開を迎えていて、濃いピンク、薄いピンク、白と、色とりどりのツツジが咲き誇る様子はうっとりする美しさ。

ツツジは十分に背が高く生育しているので、これはもともとここに植わっていたものだろう。面積もツツジの方が多くて、いろんな方向から花が楽しめる。

新しく植えられた紫陽花はツツジよりかなり背が低く、鉢植えの物を移植したばかりのように見える。まだまだこれから大きくなっていくのだろう。

陽明山の紫陽花は山の中に何処までも続いていて、夢のような風景だったけど、こちらも小ぶりで可愛らしい庭園の趣がある。

とてもミニな感じだけど、近づくと十分な貫禄。ピンクと紫の紫陽花が植えてあったが、私は紫派で、もっぱら紫の紫陽花ばかり写真に収めていた。

花が植えられている区間は細く通路も作ってあって、花が踏み荒らされたりしないようになっていた。特に紫陽花はもっと背が高くなってしっかりしないとすぐ痛んじゃいそうなので、みんなで大事にして、また来年も楽しく観賞したいものである。

池周りの整備ももうすぐ終わるみたいなので、来週か再来週くらいは池の水鳥ウォッチングやウォーキングと組み合わせて、もっといろんな楽しみ方ができそう。

また近いうちにウォーキングに来ることにしようっと♪



大安森林公園

住所:台北市大安區新生南路二段1號

※杜鵑冶園は池のそば

台湾いとしこいし

台湾が好き。 やって来た来た、いとしくて、こいしい、台湾。 勉強して、食べて、遊んで、旅して。勢いだけで、突っ走る元OL留学生、今日も台湾をゆく。 2017年台湾の大学の修士課程卒業、台湾で社会復帰。 instagram@taiwanitoshikoishi