平日に有給取ってやってきた台中MRT試乗の旅。
2日目は土曜日。本来の予定では、早起きしてホテル近くの市場を散策し、ご当地グルメをいくつか堪能し、お昼前にチェックアウトしてもう一軒ご当地グルメを訪問し、それからMRT市政府駅で台中在住のもう一人の友人Nちゃんと会うつもりだった。
のだが。
昨夜のYちゃんご一家による歓待で大変なご馳走をいただいて、朝になってもお腹が空いておらず。
というか、普段は夕食は軽めにとって夜10時から23時の間には就寝し、朝8時前に起きる私にとって昨夜は夜更かしして夜遊びしたのと同じくらい体力を使っていたらしく、起きたら9時ごろで、市場に行くには気力体力ともにチャージ不足の状態になっていた。
一応ホテルの朝食がどんなものか気になって朝食会場に行ってはみたものの、特に食べるべきものも見当たらず。
部屋でYちゃんから昨夜渡された有名ベーカリーのパンとミカンで軽く朝食をとって、また部屋でゴロゴロ。
この後お昼に2軒くらい食べ歩きとか可能かちらりと考えたが、お腹の空き具合からみて食べても1軒と判断。
ならばホテル近くの気になったお店に行ってみようと、Google先生の評価が高かった南屯蕭爌肉飯に出向くも、ここの南屯蕭爌肉飯は残念ながら私の好みではなく。ぐすん。
私は豚の脂身大好きだけど、それでもここのはちょっとくどくて。さらに煮汁も最小限鹿ご飯にはかかってなかったうえに、何よりベースの白ご飯がイマイチで。
油断して頼んだ味噌汁が、だし無しのただ色ついてるだけの「台湾風味噌スープ」で完全に私が受け付けられない味で、豆腐しか食べられなかった。冒険しなきゃよかった……トホホ。
昨日のが超美味だったから、落差にやられる。まあでも、これも経験。自分で食べてみないと好みかどうかは分からないからね!
早々にホテルに戻ったところでまだ11時半。
もう一軒ご飯はさすがに無理だし、12時前にチェックアウトしたら、ご飯に行くつもりだった時間で先に高速鉄道台中駅のコインロッカーに重たい荷物預けて、早目にMRT市政府駅近辺でぶらぶらしようっと♪
と、荷物をまとめてMRT文心中清駅からMRTに乗ると、昨日の金曜日とは比べ物にならないくらいの乗客で、満員列車となっていた。座れるかと思ったら、全然座れず、重たい荷物を抱えて立ったまま20分くらいかな、台湾鉄道との接続駅のMRT大慶駅で、列車が止まった。
最初は「前がつかえたりしてるのかな」くらいに思ってたのだが、しばらくして列車が駅を出発すると、ほんの少しでまた停車、またMRT大慶駅に引き返すという謎の動き。
車内放送でなんか緊急停車みたいなことを言ってるが、よく聞き取れず。
さてどうしたもんかと思っていたら、車両内の電光掲示板の標示が「大慶(終点)」になっていた。
どうやら、ここから折り返し運転になるらしい。
ほかの乗客のみなさんが続々降りていくので私も一応降りてどうしようか考えてみる。
取りあえず目の前にいらした駅員さんに状況を聞くと、やはりここから折り返し運転になっているとのことで、高速鉄道に行くなら台湾鉄道に乗り換えた方がよいと教えてくださった。ちなみに、折り返しが何分間隔になるかはこの時にはまだ分からなかった。
蛇足だけど、ここで感心したのは、乗客のみなさんのマナーがとても良かったこと。私が見た限りでは、一人も駅員さんに苛立ちをぶつけたり大声でなじったりする人はいらっしゃらなかった。
しかも、駅員さんも忍耐強くとても優しく丁寧に説明されてて、本当に素晴らしいと思った。
時刻は12時半前。
取りあえず、いまから高速鉄道に行けることは行けるけど、帰ってくるときにまた接続が悪かったりしてNちゃんとの約束した13時半に市政府駅に行けないのが一番困るので、荷物を預けるのは諦めて、ここから市政府に引き返すことにした。
駅の標示では次の折り返し列車は27分後となっている。うわお……。
なので、すごく待つかと思いきや、5分もたたずに折り返し車両がやって来て、MRTに乗ることができた。
さすがに乗客がすごく少なくなってて、今度は座ることができて、ホッと一息。
気がつけば1時間近くもたちっぱなしだったわ。もう背中と腰が痛いししんどい。
なんてツイてないんだろう。トホホ……。
2020年11月1泊2日台中MRT(メトロ)試乗の旅⑩へつづく
南屯蕭爌肉飯
住所:台中市北屯區中清路二段126號
時間:24時間
台中MRT(メトロ)
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