6月と7月、最近の私のマイブームは台北古跡めぐり。
台北駅周辺の以前何度も行った事があるところが中心だが、何度行っても素敵なところは素敵なのだ。
という訳で、ザ基本中の基本、台北駅の三越からもよく見える、国立台湾博物館の本館。
この間インスタでも書いたけど、いつも本館の建物が別の意味ですごく気になってしまう。
つうか、どうしても初代ガンダムのザクにしか見えないんですけど……。
緑のドームと赤い旗、あれはどう見てもザクの顔だよね?
毎回通り掛かる度に目が合うと(いや、旗なんだけど)、「こっち来そう~~!!」って、思っちゃう(←妄想)。
すごいザク感。
閑話休題。
博物館本体にもどろう。
公式サイトの説明によると、博物館が最初に開館したのは日本統治時代の1908年。いまの建物は1915年建設の児玉源太郎元台湾総督と後藤新平元民政長官を記念した記念館で、それを戦後に博物館に転用したものだそう。(詳しくは公式サイトの説明をご覧ください→こちら)
非常に贅を尽くした造りで、入り口のホールに一歩足を踏み入れた時から彫刻やステンドグラスなどの装飾の美しさにうっとりする。
ホールは特に時間をかけて、じっくり鑑賞したい。
とても豪華だが、近くの台北賓館に比べると、国立台湾博物館の建物の方が装飾が控えめなのも興味深い。タイミングが合えば、ぜひ台北賓館も合わせて参観しに行ってみてほしい。
1階からホール全体を鑑賞したら、今度はドラマや映画に出てきそうな趣のある大階段を上がって上階へ。
踊り場からギリシャ風の柱の彫刻なども鑑賞する。
本当に、細かいところまで優美な意匠が施されており、いつまでも眺めていられる美しさだ。
各階の常設展や特別展も、規模は小さいが見ごたえがあるのでぜひ見て回ってみてほしい。
こんな充実した博物館、通り向かいの分館と合わせて入場料たったの30元。格安である。
建物の持つ空気に浸って、ゆったり静かに鑑賞するなら平日の参観がおすすめだ。
贅沢な時間を過ごしに、ぜひ足を運んでみてほしい。
国立台湾博物館・本館
住所:台北市中正區襄陽路2號
時間:火曜日~日曜日9:30-17:00、国定休日と連休は平常どおり開館
毎週月曜日、旧暦の大晦日と旧暦の元旦(春節)は休館
料金:国立台湾博物館本館と土地銀行展示館の共通チケット大人30元、子供・学生15元
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