19時過ぎに、本日のお宿「馬祖海上人家民宿」に戻ってきた。
そういえば、うっかり民宿の写真を撮っていなかったが、この写真の白枠で囲ったところになる。
丘の中ほどで、母屋の前からビーチがよく見える。なかなか素敵なロケーションだ。
平日だったので、宿泊代は1人使用で1部屋1000元いいよとのこと。電話で予約した時に支払いは当日払いといわれていたので、夕方お部屋に行く前にお支払いした。
部屋はどこになるのかなと思っていたら、「母屋か別棟かどっちがいい?」と聞かれ、「???」となった。
聞くと、別棟はここから離れたビーチの方にあって、今日は貸し切りになるらしい。
1人で誰もいない家に泊まるのも怖いので母屋を選択したら、本当にご家族が住んでいるお宅の2階だったので、また驚いた。
案内されたお部屋は2段ベッドの2人用の部屋を1人使い。普通の家族の子供部屋のような雰囲気だった。2階の反対側はご家族のお部屋っぽい。リアルに、人んちの部屋にホームステイのスタイルだ。
そして、シャワーもトイレも1階の客間の横にあるご家族が使ってらっしゃるバスルームを共用だったので、シャワーだけでなく、夜中にお手洗いに起きた時とかも、とても気を使った。(バスルーム共用を先に知ってたら別棟選んでたかもしれない。これはやっぱり慣れないから汗)
ともあれ、夕食も済ませてるので、まずは部屋で休憩だ。
もし天気が良かったらお父さんが青の涙を探しに連れて行ってくれるとのことだったが、夜になって大雨になり、お父さんの「危ないから今日は夜出かけない方がいいよ」との忠告に従って、早く休むことにした。
昨夜は夜中だいぶ遅く寝たし、今日も7時前に起きたしで、けっこう疲れていたので、身体のためには良かったかも。幸い、昨夜に北竿で青の涙見れてたし。この旅で少なくとも1回は見れただけでもラッキーだ――。
と思って寝る準備をしていたら、少しして小雨になってから、お父さんが「やっぱり、せっかくだから埠頭見るだけ見に行ってみよう」と車で連れて行ってくださることになった。
結果としては、やはり、見えなかった。
埠頭で出会ったご主人のお知り合いらしき人も、今日はだめとおっしゃっていたし、ダメなんだろう。
けれども。
「せっかくだから」と、ダメもとでもチャレンジさせてくださった、ご主人のお心づかいが嬉しく、感謝しかなかった。
昨日もそうだけど、馬祖、いいひとたちばかりだ。
本当に、なんて温かいんだろう。
ほんわかした気持ちで民宿に戻り、今度こそシャワーを浴びて、早目に休んだがぁこさんだった。
2017年6月-院卒前ひとり離島馬祖漂流3泊4日DAY3-1へつづく~
馬祖海上人家民宿
住所:連江縣莒光鄉東莒福正村38-1號
電話:0935 648 716
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