南竿を出発した船は、予定通り12時前に東莒島に到着した。
北竿や南竿の半分くらいの大きさしかない島だからか、港やターミナルはなく、埠頭に横付けされての上陸となった。
ビジターセンターに向かって歩いていると、迎えに来てくれた民宿のお父さんに会うことができ、まずは車で民宿までバイクを借りに行くことに。
本日のお宿は、島の一番奥の集落にある「馬祖海上人家民宿」。
写真を見る限り、ビーチわきの高台に立つ素敵ロケーションで、運が良ければ目の前のビーチでも青の涙が見られるかも、だとか。
宿に到着してバイクを借りると、お父さんが主な道と食事ができる場所を案内してくれることになり、2台連れだってもと来た道を一番賑やかな島の中心部へと向かった。
お父さんの協力推薦により、島一番有名だというお豆腐屋さん「國利豆腐店」に連れて行ってもらい、自腹で豆花購入。
その後は、これまたお父さん超絶おすすめの絶景スポットに連れて行っていただいて、そこでいったんお別れとなった。
お父さんに連れられてきたのは「47據點」というところで、拠点とあるからには、たぶん以前は軍事施設の見張り台か何かがあったんだろうと思われる。
通路を進んで海が見張らせる東屋で豆花食べて、景色を鑑賞した。
なるほど、向かいに小島があってなかなか素晴らしい。ガイドにもGoogleマップにも出てこない場所だから、教えてもらわなかったら来ないところよね。
すごい静か。
ただ誰もいないし寂しい場所なので、やっぱり次の場所に移動しよう。
もと来た道を、今度は埠頭方面に向かってバイクを走らせる。
小さい島なので、どこに行くにも数分で行けるはず。
ひとまずは、ぐるっと島を一周してみて、気になるところがあったら、時間を見てもう一回行ってみたりする予定。
埠頭に向かう途中には、廃墟とか、防空壕っぽい建造物や、またしても何か軍事関係のスローガンが書かれたモニュメントがあったりして、やっぱりかつての「軍の島」の気配が濃厚。
しかも、埠頭の手前に差し掛かったところで、突然道端に戦車が置いてあるのに遭遇してびっくりした。
え、違法投棄の廃車じゃないよね? いいの?
近づいてみると相当古いもののようで、恐らくはわざと観光用に置いてあると見受けられ。
触ったり登ったりしても、全然大丈夫そうだった。
ということで、がぁこさんも記念撮影。
なんでこんな格好なのかというと、さきほどから天気がすっごくよくなって、太陽が痛くて、暑くて完全防備じゃないとバイクに乗るのが無理だったから!
不審者じゃないよ! まあでもこれが、バイク旅行の基本スタイルなんだけども。(笑)
戦車の近くには、中華風のお寺の模様みたいな柄が描かれた可愛い船も置いてあって、これにも非常に萌えた。
東莒島は、北竿よりさらに何も無いけど、写真スポットはもしかしたらこちらの方が絵になるところが多いかもしれない。
2017年6月-院卒前ひとり離島馬祖漂流3泊4日DAY2-5へつづく~
馬祖海上人家民宿
住所:連江縣莒光鄉連江縣莒光鄉東莒福正村38-1號
http://shu125324616.pixnet.net/blog/category/11500009
國利豆腐店
住所:連江縣莒光鄉大坪村74號
時間:06:00-21:00
連江縣莒光鄉東莒社區發展協會
http://matsu-juguang.org/Main/Index.aspx
ここまでのおおよその島内の位置関係
※Googleマップのビューがぜんぜん表示されないところが多いため、だいたいの位置です。
もしかして、謎の小島は上の逆三角の島だったかもしれません。
移動路線:埠頭→民宿→47拠点→埠頭そば
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