時刻はもうじき17時半になろうとしていた。
思えば、昼に北竿島に到着してから、お汁粉と数切のパンしか食べてない。マジでお腹が空いている。
という訳で、食事。
村の通路をくねくね上がっていったところにある小さな食堂「鏡沃小吃部」で馬祖名物を食そうと思う。
ここは出発前からネットで写真を見ていて、馬祖に来たらぜひ食べてみたいと思っていた「老酒麺線」なるものが有名なお店なのだ。
普通のお宅のテラス部分が座席になってるような、屋台みたいな感じ。ちょっとまた雨がぱらついてきてたので屋根の下の席に座りたかったが、あいにく先客。
手すりに面したカウンターに座ることになった。まあ水滴は飛んでくるけど、直には雨あたらないし、すぐ座れたからラッキーってことでいいか。
予定通り、老酒麺線を注文。
わりとすぐに着丼。
まずは写真撮影……
ぶほっ! すっごいお酒の匂い!!
さすが、高粱酒の産地。お酒たっぷりな感じ。
つうか、スープに水とか入ってないんじゃないのっていうレベル。
麺の具は、フライした感じの目玉焼きと、紅麹漬けの豚肉。
素麺と似てる麺線はツルツルして、すごい細い。
とにかくお酒がすごい。
これ食べ終わってからバイク運転って大丈夫なのかな、ってちょっと心配になるくらい。
ちょっと食べただけでも、体が熱くなるのよ。
この蒸留酒のアルコールの香りがOKな人にはすごく美味しくいただけるんじゃないだろうか。
私には、ちょっとお酒が強すぎて、完食するのが大変だった。
でもご当地名物だし、郷土料理というか、家庭料理なので、お店によっても味付けが違うみたいなので、馬祖に来たら、やっぱり一度は試してみてほしい。
完食後。
ひと碗のボリュームはそんなに多くなかったためか、まだなんか食べたい感じ。
このまま宿に戻ってもいいけど、宿の周りには何にもないし、宿に戻る前に、もう一度空港方面に戻って、もうひとつの馬祖名物グルメを食べに行ってみようと思う。
芹壁村とは、これでお別れ。バイバイ芹壁村、いつかまた、泊りで来たいな!
2017年6月-院卒前ひとり離島馬祖漂流3泊4日DAY1-10へつづく~
鏡沃小吃部
住所:北竿鄉芹壁村75號
時間:10:00-14:00、16:00-19:00
0コメント