雨が降る前に歩いた通路も含めて、棚田のように続く村の通路を上下左右、思いつくまま歩いてみる。
何回も思うけど、こんなにどんより曇ってなかったら、きっともっと綺麗なはず。
だけど、石畳、石壁、古い味のあるお家がとっても素敵。
奮発してこの辺の素敵民宿とか泊まってみたいなあ。
おお、この階段とかも素敵。
その先が空中で途切れてるみたいに見えて、なんか天空の城ラピュタっぽい。
つうかここ、蔦に囲まれた窓とかも絵みたい!
振り返ると、さっきの天后宮。この村ヤバいね、どこも絵になるわ。
あと興味深かったのが、無裏のあちこちに戦後の軍事統制の面影が見られること。何かというと、戦意高揚のスローガンを彫り込んだレリーフが壁に埋めてあるのよ。
例えばこの建物には、「爭取最後勝利(最後の勝利をつかみ取れ)」。
こっちは「光復大陸(大陸を解放せよ)」。
これは「發揚馬祖精神(馬祖精神を発揮せよ)」。
さすが軍の島……こんなところにまでこんなもの掲げてたのね。
裏の方に入ると、廃墟っぽいところもあったりして。
すべての建物を修復したわけではないようだ。
ひと通り、村を歩き回ったところで、ご当地名物を食しに行くことにしよう。
2017年6月-院卒前ひとり離島馬祖漂流3泊4日DAY1-9へつづく~
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