大稻埕魯肉飯。台北駅裏・問屋街の激ウマ魯肉飯。

2019年の11月から12月にかけては、私の中で「魯肉飯ブーム」が巻き起こった期間でもあった。

きっかけは、なんとなく最近魯肉飯食べることが多いなあというくらいで、トドメは新北市三重の2軒食べ歩きだったかもしれない。その後もあちこちで魯肉飯を食べることになったのは、たぶん、あの2軒と比べてみたい、という気持ちが働いたからだと思う。

とある休日に訪れたのは、台北駅裏、通称「後站」エリア。

この辺りは洋服やアクセサリー、雑貨、ディスプレイ用品などの問屋が集まってる問屋街。いまは多くのホテルがリノベーションされて綺麗になっているが、以前は古くてヤバい香りのする激安ホテルが並んでいる怪しい雰囲気のある街だった。古い味のある建物も残っていたりして、昼間だったら散策にぴったりなので、わたしもたまに歩いたりもする。

この日の目的地「大稻埕魯肉飯」のある路地も何回も通ったことがあるのだが、正直この店に注目したことはなかった。お店に到着すると、思ってたよりすごい新しくてきれいなお店。たぶん以前はもっと目立たなくて見逃していたのだろう。

店頭でメニューを確認。

目に飛び込んできた控肉飯すごいな。気になる~!

でも今日は魯肉飯デー。魯肉飯だな。あとは、やっぱり野菜が欲しいから白菜ね。

つうか、日本語も英語も書いてあってびっくり。(よく見たら時々変な日本語もあるけど。ww)

すぐそばにオサレバックパッカー宿もあるし、駅も近いし、場所柄観光客も多いんだろうなあ。

店頭の肉を煮込んでる鍋もいい感じだ。なんかもう、見てるだけで美味しそう。

席について、注文を記入した注文票をカウンターのお兄さんに渡すと、わりとすぐに着丼。

おお、魯肉飯、美しいな!

ここのも、私好みの脂身多めの角切りそぼろが主体。たれも多めにかかっているように見える。

一口味見。かなりこってり味だ。こないだの今大魯肉飯より、もうちょいこってりに感じた。とっても美味しいのだが、たぶんこれは大で頼むと最後飽きちゃうかも。

テーブルの上に置いてあったポップによると、いまお店イチオシの食べ方は魯肉飯に半熟卵をのせて、トロトロの黄身を崩しながら食べるもののようだったので、私も半熟卵をオンしてみる。うわ、見た目がヤバいな。美味そう。

改めて、黄身と混ぜ混ぜしながら食べると、こってり感が和らぎ、なんだかとてもいい塩梅になった。すき焼きみたい。これいいね。

サイドメニューに頼んだ滷白菜は、豚皮が入っていないため、今大のよりかなりあっさり。上品な味のおばんざい、といった感じ。こってり目の魯肉飯食べながらの箸休めにちょうどいい感じだった。

食事がすんで。

MRT中山駅の誠品と三越に買い物に行くために道順をスマホで地図を確認していると、目の端にまた「魯肉飯」の文字が引っ掛かり。

この日またしても、魯肉飯2軒目に突撃することになった、がぁこさんなのであった。(あほやなww)



大稻埕魯肉飯

住所:台北市大同區長安西路220巷17號

時間:11:30-20:00、日曜定休

台湾いとしこいし

台湾が好き。 やって来た来た、いとしくて、こいしい、台湾。 勉強して、食べて、遊んで、旅して。勢いだけで、突っ走る元OL留学生、今日も台湾をゆく。 2017年台湾の大学の修士課程卒業、台湾で社会復帰。 instagram@taiwanitoshikoishi