2015年8月夏休み・南部放浪7泊9日バックパッカーひとり旅。51-DAY8-6高雄鐵路地下化展示館(旧高雄駅)の建築美に萌える。

14時過ぎに、高雄駅に戻ってきて、まずは駅のそばの、28日に泊まったホステルに帰還。宿の店長の、うちの学校の先輩であるお姉さんと、16時ごろまでおしゃべりしながら休憩した後、高雄の街を散策しに出かけた。

最初は、高雄鐵路地下化展示館、旧高雄駅

前を通ったことは何回もあるけど、中に入ったことがなかったので、結構新鮮。

昔の建物って、重厚感が素敵よねえ。

旧高雄駅舎は、日本統治時代の1941年に完成したそうで、和洋折衷の建物は帝冠様式建築というそうだ。この様式の駅は台湾では高雄駅だけで、とても貴重なものらしい。

2002年に新駅舎を立てることが決まった時に、旧高雄駅の建物を壊すことなく保存するために、なんと建物の下にレールを敷いて、今の場所までゆっくり移動させてきたんですってよ! すごい努力!!

この2015年の旅行の時には、仮設の駅が建ってて、しかもそれが相当長いことそこにある状態で、まだ将来の高雄駅の姿とかは発表にもなってなかったのだけど。

その後、2016年に発表されたCGを見ると、どえらいことになってる。

こんな感じ。

線路は全部地下にして(市街地の線路の地下化は2018年に完了)、地上部分には跡地を利用した広大な緑地公園や商業施設、ホテルなどが出現。すっごくお洒落。

全体の完成は2023年の予定というから、まだ何年もかかるのね。その間に、この旧駅舎も、もう一度、本来の場所に移動させるんだそうだ。ちゃんと保存する姿勢に感動する。

本当、壮大な計画。

完成が楽しみだなあ。

じっくり見て回って受付に戻ると、海岸沿いの鉄道公園のパンフレットがあったので、行ってみることにした。

場所自体は知ってて、通りかかったことはあったんだけど、資料館になってる建物の中は入ったことがなかったので、ちょっと楽しみ。



2015年8月夏休み・南部放浪7泊9日バックパッカーひとり旅。52へつづく~



高雄鉄路地下化展示館(旧高雄駅・駅舎)

住所:高雄市三民區建國二路及南華路口

http://khuricenter.tw/

台湾いとしこいし

台湾が好き。 やって来た来た、いとしくて、こいしい、台湾。 勉強して、食べて、遊んで、旅して。勢いだけで、突っ走る元OL留学生、今日も台湾をゆく。 2017年台湾の大学の修士課程卒業、台湾で社会復帰。 instagram@taiwanitoshikoishi