14時過ぎに、高雄駅に戻ってきて、まずは駅のそばの、28日に泊まったホステルに帰還。宿の店長の、うちの学校の先輩であるお姉さんと、16時ごろまでおしゃべりしながら休憩した後、高雄の街を散策しに出かけた。
最初は、高雄鐵路地下化展示館、旧高雄駅。
前を通ったことは何回もあるけど、中に入ったことがなかったので、結構新鮮。
昔の建物って、重厚感が素敵よねえ。
旧高雄駅舎は、日本統治時代の1941年に完成したそうで、和洋折衷の建物は帝冠様式建築というそうだ。この様式の駅は台湾では高雄駅だけで、とても貴重なものらしい。
2002年に新駅舎を立てることが決まった時に、旧高雄駅の建物を壊すことなく保存するために、なんと建物の下にレールを敷いて、今の場所までゆっくり移動させてきたんですってよ! すごい努力!!
この2015年の旅行の時には、仮設の駅が建ってて、しかもそれが相当長いことそこにある状態で、まだ将来の高雄駅の姿とかは発表にもなってなかったのだけど。
その後、2016年に発表されたCGを見ると、どえらいことになってる。
こんな感じ。
線路は全部地下にして(市街地の線路の地下化は2018年に完了)、地上部分には跡地を利用した広大な緑地公園や商業施設、ホテルなどが出現。すっごくお洒落。
全体の完成は2023年の予定というから、まだ何年もかかるのね。その間に、この旧駅舎も、もう一度、本来の場所に移動させるんだそうだ。ちゃんと保存する姿勢に感動する。
本当、壮大な計画。
完成が楽しみだなあ。
じっくり見て回って受付に戻ると、海岸沿いの鉄道公園のパンフレットがあったので、行ってみることにした。
場所自体は知ってて、通りかかったことはあったんだけど、資料館になってる建物の中は入ったことがなかったので、ちょっと楽しみ。
2015年8月夏休み・南部放浪7泊9日バックパッカーひとり旅。52へつづく~
高雄鉄路地下化展示館(旧高雄駅・駅舎)
住所:高雄市三民區建國二路及南華路口
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