迪化街古早味蚵嗲。あっさり美味しい牡蠣のかき揚げ。

迪化街古早味蚵嗲は、迪化街の永楽市場の裏の路地というか、バラックな感じの市場の中にある。

永楽市場の裏から出てくると看板が見えるので、その路地を入れば正解。お店というよりは、屋台。席は少ない。写真を撮った時は週末だったから満席で前の人が食べ終わるまで少し待った。

さて、お目当ての蚵嗲というのは、カキの養殖が盛んな台湾の西側の沿岸部、台中から高雄くらいにかけてよくみかける軽食で、カキとニラがいっぱいつまったかき揚げのようなものだ。

溶いた小麦粉の生地とカキ、野菜をお玉に入れて、そのまま油に入れて、形が決まったら油の中でお玉から外して、外側をカリッとさせる、というような作り方のようだ。

揚げたてのサツマイモの天ぷらもが目の前にあって心惹かれたけど、とりあえず蚵嗲、それと韭菜棒（ニラオンリー）を頼んだ。

先に出てきたのは韭菜棒。でもちょっと残念、油霧の網の上に置いてあったのがそのまま出てきて、ちょっと冷めてた。ニラの甘みがして美味しかったけど。机の上に置いてあるとろみのある醤油とかかけても美味しい。

蚵嗲はさすがに、みんなが並んで待ってるくらいだから揚げたて。外はカリカリ、中はふわふわ。うっかりしたら1人で3個くらいペロッといっちゃう系。ビールとかも合うよね（この日は炭酸水だったけどｗ）

ホント具だくさん。味といい、食感といい、日本のかき揚げによく似ている。みんなが好きなやつだと思う。

二つ並べるとこんな感じ。

洗い物回避用のお皿にビニール袋なのも屋台らしいねえ。

食べてる間も、持ち帰りの人や後ろで並んでる人で大盛況だった。

サツマイモ食べなかったのが心残りだわ～～～。次は頼もう。

迪化街古早味蚵嗲(古早味布袋名產)

住所：台北市大同區延平北路二段36巷17號と民樂街47號の角らへん

時間：10：00-18：00、月曜定休