佳冬駅から普通電車の区間車に乗った私。切符は15元だった。
枋寮駅から、12:15の台湾好行という定時観光バスに乗って某映画で「国境の南」として登場してた恒春というところに向かう予定。
車窓の風景は、ビンロウの畑が続く。
空の左手は豪雨の雨雲、右側は雨が降っていない。こんなにはっきり雨雲の境を見たの、もしかして初めてかも。午後は雨が降らないことを祈る。
枋寮駅につくと、雨は降っていなかった。
このまま持つかと思いきや、駅舎を出たところで、またも豪雨。
バス乗り場がネットの地図と場所が微妙に違い、迷子になり、またずぶ濡れに。
そこへ、墾丁行というバスが来たので慌てて乗ったら、快速の台湾好行ではなく、各駅の路線バスだったよっていうオチに。(馬鹿~!)
まあ目的地に着くのでいいんだけど、各駅路線バスだったら、わざわざここから乗らなくても、さっきの佳冬駅からも乗れたので、ちょっと自分の確認不足にがっくり。
でもとりあえず、雨の中、外にいなくてよくなったので、それはそれでよかったということで。
少し走ると、窓の外に海が見え始めて、「ああ南部にいるのねえ」と嬉しくなった。晴れてたら最高だったろうなあ。
恆春到着。バスを降り、早速散策開始。
こちらは、バス停からすぐのところにあった南門。
恒春も、その昔は、やっぱりほかの清朝時代の都市と同じで、街をぐるりと城郭が囲んでいて、東西南北に門が設置してあった。さすがに壁は一部分しか残ってないけれど、雰囲気は十分感じられる。
少し歩くと、件の某映画のロケ地に遭遇。
日本人ヒロインと恋に落ちる現地の男子の実家という設定だったと思う。
ヒロインが一体いつ彼のことを好きになったのか、そんな感情を表現するようなシーンがいつあった? それなのに、なぜ突然関係が発生するのか?? 関係が発生してから突然愛に目覚めたように見えるのはなぜだ? などなど、映画見てて意味わからず頭に?が飛んだのを想い出す。
それ以外はなかなか可愛いいい映画だった。当時大ヒットしてたし。ラストシーンなんか、何回見てもうっかりウルウルしちゃうし。なんだかんだ言っても割と好きよね。笑
まあでも、この建物自体に特にすごい思い入れもないので中には入らなかった。
西門を見学していると、またしても豪雨に。
なにをどうしても、外にいるのは無理っていうくらいの土砂降り。どこかで雨宿りをしなくては。
ちょうどすぐ傍に、行ってみたかった古民家改造のお餅やさんがあったので、お茶することに。
2015年8月夏休み・南部放浪7泊9日バックパッカーひとり旅。28へつづく~
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