続いて、さっきは閉まっていた蕭家古厝に戻ってきた。
本当は入場料がいるのだけど、お爺さんの顔パスでなんかうやむやに。(汗)
私の他には、定時の解説ツアーに参加していると思しきお客さんが少しいらした。
さっそく中の見学。
さすが豪商の旧宅、つくりが本当に美しい。
ここでもお爺さんが、戸が閉まってる部屋をあけて見せてくれたりして。ありがたくも、勝手に開けていいのかとまた冷や冷や。
(私、本当に日本人なもので…。)
ともあれ、台北の板橋の林家花園のように、建物が風情があり、装飾も豪華で素晴らしい。
ここも細かいところをじっくり観察したかったのだが、お爺さんのペースが速く、ゆっくり見られず心残り。
でも、せっかく案内してくださってるので、いつかまた来る機会があったら、ゆっくり回りたいなあと思いながら駆け足で見学した。
こちらは、この豪邸をたてた一族のお写真。
その後、なぜかお爺さんのご自宅におじゃますることになり、「うちで飯を食わせてやる」とおっしゃっていただくも、「さっき食べたので」とご辞退。
それに、11時半過ぎの列車で次の場所へ行く予定なので、もうじき駅へ戻らなければいけない旨も説明し、一旦お爺さんの管理する楊氏宗祠に戻った。
お爺さんは、ここでも、「もうじきお手伝いの女性が来るので、彼女を交えて昼ごはんに行こう、ここのおいしい名物を食べてから行けばいいじゃないか」と、また熱心に誘ってくださった。
お爺さんがお手伝いの女性に連絡すると、ご家庭の事情で今日は出勤が午後になってしまうということがわかり、私もあまり遅くなると日が暮れる前に今日の宿に着けなくなってしまうし、11時にもなったので、駅に向かわせていただくことに。
外に出たら大雨。幸いカッパを持ってたので歩いていこうとしたのだが、お爺さんがバイクに乗っていけばいいと、駅まで送ってくださった。
(ただ、駅に行くまでに村長さんのお宅案内とか、お爺さんの自由な寄り道があり、電車の時間に遅れたらどうしようと少し焦らされた。汗)
駅では駅長さんが迎えてくださり、切符を買って、駅の事務室で預かってもらっていた荷物を受け取った後、電車が来るまで皆で歓談。
最後は、駅舎から手を振るお二人に送り出されて、ホームから列車に乗ったがぁこだった。
本当にありがとうございました。
ごきげんよう~お二人とも、お元気で!!
2015年8月夏休み・南部放浪7泊9日バックパッカーひとり旅。27へつづく~
蕭家古厝
住所:屏東縣佳冬鄉佳冬村溝渚路150號
開館時間:09:00-12:00、14:00-17:00 月曜休館
入場料:大人50元、子供30元
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