帰りは滝から老街まで歩く。
烏来瀑布から老街までは、ゆっくり景色を見ながら歩いても30分くらい。
下り坂なのでそんなにつらくない。
スタート地点の観光トロッコの瀑布駅のそばは道路が線路沿いで老街方面からやってくるトロッコとすれ違う。乗客の皆さんに手を振ったら振り返してくれた。
道路の柵にはところどころにタイヤル族の絵が描かれていて、タイヤルの里の雰囲気がある。
こちらは途中で出会った猫さま。舌しまい忘れててかわゆい。
気持ちよく歩いていて沿道の写真をこれまた撮り忘れたが、風景を楽しむなら、トロッコからはあまり見えないので、やっぱり徒歩が良いと思った。
この辺の標高はそんなに高くないと思うが、急峻な山に囲まれた渓流の風景は、花蓮や台東のような絶景が続いているのだ。
老街側に渡る覽勝大橋の手前の河原では野湯を楽しむ人たちの姿が。
どっかに河原に下りる階段があるぽいけど、着替えとかどうすんのかな。すごいな。
トロッコ乗り場入口から見た覽勝大橋。
ところでそういえば、この橋、私たぶん初めて見るんだけど。
前はもっと小ぶりで赤い柄の模様が連なってる欄干の橋だったと思うのね。いつ架け替えたのかしら。(帰宅してから調べたら2019年にできたらしい)
橋の中央の両側に展望テラスが設置してあって景色が楽しめるようになっていた。
こちらは南側、先ほど歩いてきた烏来瀑布の方向。
切り立つ山の姿がかっこいい。川の水量も多くて山紫水明!という感じが素敵。
こちらは北側。右側のごちゃごちゃしてるところが烏来老街だ。
橋の上から見えた烏来老街、すごい人出でビビった。うわあ。
老街には以前と変わらず土産物屋やレストランが並んでいて大変賑わっていた。
のだが、2023年の3月のことの時はまだコロナの影響が少し残っていて、土産物店ではコロナの数年間たぶんほとんどお客さんが来なかったんだろうか、埃をかぶっている商品も多かった。
あと、個人的な感想だが、土産物店で売っていたお酒やスパイスは烏来製造でない、よその原住民族の観光地と同じものがたくさん並んでいて、もっと現地色の強いものがあればよいのになあと思った。
老街のレストランや食堂は密集しているうえに通りに面した調理場で揚げ物をしている店が多く、通りを歩いているだけで体に油のにおいが付くくらいで油酔いしそうになった。
しかしヒットもあった。
新しくできたと思われる小米麻糬(アワ餅)のお店で1個のばら売りしてたので買ってみたら、これがとろけるように柔らかくて超美味しかったのよ。
思わず芋頭(タロイモ)、紅豆(あずき)、花生(落花生粉)、芝麻(ごま)の4種類全部食べちゃった。
どれも美味しかったけど、4種類の中ではタロイモが優勝、落花生粉のが2位!
アワは台湾原住民族が良く利用する伝統食材のひとつで特色があるうえ、これはマジ美味しいからおすすめっす!
老街では「烏来泰雅民族博物館」も見学したかったのだが、行ってみたら工事中で閉館していたので見学できなかった。残念。
しかたない、まだ12時半過ぎとちょいと早いが、もう温泉に行くことにしよう。
2023年3月烏来温泉ぶらり散歩⑤につづく~
烏来老街
住所:新北市烏來區烏來街
烏来小米麻吉
住所:新北市烏來區烏來街139號
時間:09:00~17:30、土日は19:00まで
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