烏来観光トロッコの瀑布駅でトロッコを下りると、時間は10時半ごろ。
目の前には烏来瀑布前まで土産物街が続いている。
烏来瀑布を観賞するなら、この通りから見るか、通り沿いにある資料館「烏来林業生活館」下の展望台から見るのが定番だ。
下の展望台までは直接階段下りても行けるが、資料館からも出られるので、さきに資料館を覗くことにした。
館内の写真を撮るのをすっかり忘れてしまったが、日本統治時代の林業と軽便鉄道の歴史の紹介から戦後の観光トロッコへの変遷についての説明があり、古い写真や昔のトロッコのレールや部品なども展示してあった。場所によっては日本語の説明もあり分かりやすい。
烏来観光トロッコの前身は昭和3年(1928年)に三井合名株式会社が木材の運搬用に敷設した軽便鉄道。観光トロッコとなったのは1963年からで、当時は手押しトロッコだったそう。
この写真を見るに、白人のお客さんやスーツ着てカメラ持ってる人、ボリューミーなヘアスタイルのチャイナ服女性がトロッコに座ってるので、ちょうど1960年代の写真なのではないだろうか。
こちらの資料館、小さいけれどなかなかに充実した内容で、しかも入口には写真撮影用のトロッコ車両もあってフォトジェニックなので(撮影するの忘れたけど)、ぜひ見学をお勧めしたい。
資料館階下の展望台から見る烏来瀑布も素敵だったのだが、滝は展望台の東側の岸にあり、午前中で天気が非常に良いために強い逆光になっていて、写真的にはあまりきれいに撮れなかった。
上の通りにもどってきたが、やはり逆光で滝が暗い。
でも上空の烏来ロープウェイの車両を一緒に撮影できた。
もう少ししたら太陽が滝に当たって綺麗に撮れるかしらと思い、先にお昼にすることにした。
11時で土産物街の食堂はまだ開いてない所が多く、開店していた食堂で250元の竹鶏(うずら)の定食を食べた。
うずらのから揚げは美味しかったけど、その他のおかずはなんか微妙でスープは味しない……これで250元は観光地価格なのでしょうがないのかしら。
お店のお母さんが日本語少し話せて親切で面白い人だったのは良いところかな。
あとでネットの口コミ見たら、お隣のお店の方が評判良かったみたい。
食事処は老街のほうが沢山あるので、あちらでお店を選ぶのがいいかもしれない。
閑話休題。
食事を終えて表に出てきたところでもまだ12時前。
烏来瀑布前に戻ると、先ほどよりは少し滝が明るくなっていた。
まだ完全には滝に太陽が当たっていない感じからすると、午後もう少し遅い方がいい写真が撮れそうだ。
けど、私は老街観光と日帰り温泉にも行きたいので、今日は滝見物はここまで。
老街への帰路は川沿いをゆっくり歩いていこう!
2023年3月烏来温泉ぶらり散歩④につづく~
烏来林業生活館
住所:新北市烏來區瀑布路1-2號
時間:9:00-17:00、火曜・旧暦大晦日と元旦休館
料金:無料
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