年ほど仮設市場に移動していた南門市場の新しいビルが完成し、10月7日にプレオープンが始まった。
というわけで、さっそく連休中に見学に行ってきましたよ!
場所は依然と同じMRT中正紀念堂駅2番出口前。
全面ガラス張りのビルが大通りに威風堂々と聳え立っている。
館内は、地下1階が生鮮食品、地上1階が乾物や総菜など、2階がフードコートと衣料品の売り場になっている。
1階の雰囲気は先日まで営業していた仮設市場とよく似ている。お店の看板や使っている容器とかも前と同じところが多いのも、雰囲気が同じようになってる原因かな?
通路も広く、おおむね買い物しやすそう。
1階の大通り側の中央に吹き抜けがあり、エスカレーターで地下1階と地上2階に行けるようになっている。デパートっぽい。
ちなみに別の場所にエレベーターもあるので足が悪い人も安心。
10時半ごろだったが、早めの昼食にと2階に上がってみたら、人気の刀削麺のお店に大行列ができていた。
お店のカウンターからぐるっと回ってエスカレーターの前の奥の方まで続いてたので、1時間以上は待ちそうな感じ。すごいなあ。
ちなみにこちらのお店の有名なトマト牛肉麺、私も何度か食べたことある。個人的には美味しいけど、そんな1時間とか2時間近く並んでまで食べたいかというと、そうでもない感じかしら。
何ならいつでも並ばず食べられる永康刀削麺のほうがタイパがいいかなあとも思うけれど。
でも、ここは本当に人気で、休日はいつも大行列なの。気になる人はご自身で味を確かめてみてね♪
フードコートは狭くはないけど、席が全然足りてなくて、人があふれていた。
席の確保が大変で、もし先に料理を手にしてしまうと、座るところがない恐れがある。
奥の並木が見える席も見に行ったが、本当に人でいっぱい。
プレオープンで、連休中っていうのもあるだろうけど、移転前も休日はこんな感じだったし、観光客の人には平日利用を推奨したい。
それか、2人以上で来て、まずは席を確保して誰かが料理を買いに行く、っていうのがいいんじゃないかしら。
さて、ご飯、ご飯。
わたくしのお目当ては、刀削麺の隣のカレー屋さん。誰も並んでないけど、ここすごい美味しいのよ!
目の前のテーブルに一つ席があって相席させてもらえたので、傘とミニバッグを置いてカレー屋さんへ。
注文したのはタイ風?フライドチキンと具無しのカレーのセット「泰北椒麻雞飯」180元。
支払いを済ませると、呼び出し用の振動するベル?みたいなのを渡されるので、呼び出されたらカウンターに料理を取りに来るシステムだ。
出てきた料理はこちら!
チキンは甘酸っぱいたれがかけてあって、衣の表面に痺れる辛さのスパイスがまぶしてある。
衣がザックザクで、肉も柔らかく、スパイシーな香りと味がたまらん!
チキンだけで食べてもいいし、カレーご飯と一緒に食べてもいい。
カレーもね、本格的なインドカレーで美味しいのよ。ついでに付け合わせのピクルスっていうか野菜の甘酢漬けみたいなのも美味しいのよね!
食後は地下1階に下りてみた。
1階と比べて、地下の食料品売り場は看板のデザインがおおむね統一されているためか、空間にまとまりがある感じがした。
こちらは鍋物の具材に人気の玉子焼き餃子「蛋餃」の実演販売。
南門市場には有名なお店が二店あって、どちらも店頭で手作りしているのを見ることができる。とってもいい香りで美味しそうだが、そのまま食べるのはNGで、必ず鍋に加えたりして火を通してから食べないといけないらしい。
こちらはもう一軒のほうの蛋餃。ホント美味しそう。
いつか買ってみたいなあと思いつつ、一人で鍋するのにこの量は多いなとも思って、いまだに買ったことはないのだけど。冬にトライしてみようかしら。
計画ではMRT駅から地下で直結するみたいだったけど、現状ではそれらしき場所は工事中だった。たぶん、今建設中のMRT萬大線の駅ができたら連絡通路が開通するのだと思われる。
とはいえ、現状でもMRT中正紀念堂駅2番出口目の前だし、相当便利。
ドライマンゴーを買うだけだったら、わざわざ迪化街まで行かないでもここに来ればよし。
価格も確認したけど、南門市場の大連の無糖ドライマンゴーは300gで300元、迪化街のお店でも同じ価格のお店があったので、ほぼ同じとみてよし。
観光客の皆様にこそ、南門市場、おすすめです!
南門市場
住所:台北市中正區羅斯福路一段8號
時間:07:00~18:00、月曜定休
月曜が連休や祝日の場合は台北市のサイトや下記FBで一応確認推奨
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