「壯圍沙丘旅遊服務園區」で念願の絶品シナモンロールを堪能して、折り返しの自転車旅を再開したがぁこさん。
園区本館わきの小道から濱海自転車道へもどり、爽快に自転車をこぎ始めたところ、およそ1㎞ほど走ったところで、自転車のペダルにガクンと衝撃を感じ、身体がよろめいた。
足を地面について自転車を停めて確認すると、タイヤとペダルをつなぐチェーンが外れていた。
非常にヤバい。
私はマイロードバイクを持ってるような本気のサイクリストではないため、チェーンの直し方など全く分からない。当然、道具もない。丸腰である。
とりあえず、どこか避難できる場所で、落ち着いて自転車屋に連絡を取りたいが、スマホの電池の残量もだいぶ少なくなってきており、しかも充電器持ってきてないので、あんまりずっとはスマホを使えない。
ビジターセンターに戻るには自転車を押して歩いて戻らないといけないが、チェーンがぶらぶらしてからまりそう。
どうしようかと思ったところ、すぐ前方に東屋発見。
とりあえず、そこまで自転車を引きずっていく。
東屋の横に自転車道の地図もあった。
この東屋に腰を下ろして、まずは自転車店に電話。
ご主人が出られたので、チェーンが外れて動けない旨を報告。
代わりの自転車をもって救援に向かうから場所を教えてくれと言われ、一応ビジターセンターから北に向かって数分自転車を走らせた場所であること、東屋があること、地図上の現在地が「公館景観涼亭」と書いてあることを伝えた。
すぐに向かうといわれて待つが、30分過ぎても助けが来ない。
数回電話をして、口頭で説明するのだが、どうもちゃんと伝わっていない気がする。
LINEやFBのメッセージで現在座っている場所の写真を送りたいのだが、お店のご主人はラインをしておらず、FBのメッセージは既読が付かない。
仕方ないのでダメもとで電話のショートメッセージに画像を添付して送ったりもしてみたが、やはり反応はない。
頭城駅からここまでは、自転車で1時間かからない場所で、代替の自転車を積んでくるのであれば、車かバイクで来ると思われ、それならば20分くらいで到着できる距離だ。
ちゃんと伝わったか微妙な感じで待っているのは、もどかいしいものである。
唯一の救いは、天気が良く、また目の前の眺望も素晴らしいので、景色を見ていると心が少し落ち着くことだ。
と、先ほどの地図をよく見ると、印がビジターセンターの南になっていて、実際にいる北側とは場所が違うのに気が付いた。星が実際の東屋の場所だ。
よもや、ご主人はこの南側にいるのでは!?
そこでもう一度、お店のご主人の携帯に電話。
「どこにいるの~、見つからないよ~~」といわれ、地図の表記が間違っていて、公館涼亭は壯圍ビジターセンターの北側にあること、いまいるのは壯圍ビジターセンターのすぐ近くであることを何度も説明したところ、会話がかみ合わず、どうもご主人は違う東屋にいる様子。
公館という地名がもう一つあるとかなんとかおっしゃって、何度目かの説明の後に、壯圍ビジターセンターのすぐ近くであるとやっとわかってもらえたようで、要するに、お互い誤解があったようであった。
(補足:あとからGoogleマップと自転車道のガイドマップを比べてみて分かったが、ガイドマップの東屋の名前は正しく、場所が間違えてるようだったので、その辺にも誤解の原因があったのかもしれない。)
私は自転車道沿いの東屋に座っているので、通りかかったら必ずわかるはずだともう一度確認すると、「すぐ行くから~~」とのお返事。
それからまたしばらく待ち続け、結局、最初に電話してから1時間ほどたって、バイクに乗ったご主人が私の前に現れたのだった。
代わりの自転車を私に渡し、故障した自転車をバイクに括り付けたご主人は、「こんなところまで来てると思わなかったよ~~~、よかった~」とのたまって去っていった。
ともあれ、ご主人に会うことができて、代わりの自転車が来てよかった。
このあと、代打の自転車で朝来た道を北上しつつ、また海辺で自転車と亀山島の写真を撮ったりしながら、頭城にもどったのであった。
下の写真は、もしかしてさっきの私史上最高の亀山島写真を超えたかも!?(自画自賛)
亀山島は、本当にいいモデルさんだなあ♪
2022年3月宜蘭頭城・濱海自転車道往復リベンジの旅⑤につづく~
↓ 壯圍沙丘旅遊服務園區から避難してた東屋まで約1.1㎞
朝からここまでの走行距離約21.4㎞
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