季節の変わり目なので新しい服でも買おうかと思い、先日久しぶりに五分埔にでかけた。
MRT松山駅から五分埔に向かう途中、ちょうどお昼だったので、五分埔の松山路側の入口向かいにある「夯・魯肉飯」でお昼にした。
こちらはネットの情報によると、台湾南部風の魯肉飯を出すお店とのこと。
台湾南部の魯肉飯っていうのは、割と甘めのたれで煮込んだ豚肉のそぼろ(角切り肉)のうえに、魚鬆(魚のでんぶ)がのってるタイプ。台北ではあんまり見かけないので珍しい。
お店はタイルと古民家でよくみるペパーミントグリーンの飾り窓の窓枠、電飾が配された、レトロとインダストリアル風のミックス的なオサレ空間。
注文したのは、魯肉飯(小)35元、排骨酥湯60元、滷筍絲35元。
注文してすぐに出てきたのがこちら。
アルミのトレイに載ってるのがなんかかわいいぞ。
こちらの「魯肉飯」は、上にも書いたが甘めに煮た皮つきの脂多めの豚肉の角切り肉の上に魚鬆(魚のでんぶ)が乗ってる台南風である(余談ですが、Google先生への口コミでは肉鬆(豚肉のでんぶ)と書かれている方もおられたので、どっちかお店の人に聞いたら「魚鬆」とおっしゃってました)。
わたくし個人の好みとしては、魚のでんぶはなくてもいいけど、食べてみたらそんなに恐れていたほど甘くなかったので邪魔にもならないかな、という感じ。
米もよく炊けてる。ただし、ご飯が山盛りすぎて下手にスプーン入れると崖崩れが起きて肉が落ちてきそうになるので気を付けたい。
具の豚肉もたっぷりで、なかなか冷めないくらいにアツアツ。つゆも多めで茶碗の底までつゆが届くつゆだくになっており、最後まで美味しく白米を食べられた。
豚肉が私好みの脂多めなので、たれの甘めの味付けに力負けしてなくてよかった。とても美味しい。
「排骨酥湯」は、口に入れた瞬間に肉がとろけてびっくりした。
うっすら肉が付いてる軟骨部分を揚げた排骨酥は、胡椒が効いてて、トロトロの柔らかさ。
この食感は、すごいことよ。軟骨まで柔らかくて食べれるの!!
他所でよく遭遇する排骨酥を口に入れて硬い骨をガリっとやっちゃう危険なしなんだもの!!
すごいよ、めっちゃ目が見開くくらいびっくりの柔らかさだったわ。
大根も味しみてて、口に入れて上顎で押さてただけでとけるくらい柔らかい。
醤油ベースのスープはちょいと甘めだけど、さっぱりいただける。めちゃ美味い。
付け合わせとして頼んだタケノコの煮物「滷筍絲」は、他の料理に比べると薄味だけど、やはりというか、しっかり甘めの味。甘さはくどくはなく、なかなか美味しい。量もたっぷり。
野菜の食物繊維も摂れた気がするわ。
3品とも、すごい美味しかった。ほかのスープとかも美味しそうだったし、五分埔に来るときはまた来てみよう。
ごちそうさまでした♪
夯・魯肉飯
住所:台北市信義區松山路152號
時間:11:30~231:00
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