台北の街が、旧正月っぽくなってきた。

今年は春節が1月22日と去年より早めなので、2023年に入るとわりとすぐに街に旧正月の飾りが現れ、日を追うごとに街が旧正月っぽい雰囲気になってきた。

この間買い物に出かけた中山の三越もランタンが飾られていてとても綺麗だった。

入口から地下に下りる階段につるしてあった赤いランタンは、「ザ・中華風」の定番だけど、だからこそ上がる気分もある。

店舗前には台南のお寺で飾られるので有名な、ひとつ一つ手描きでいろいろな柄が描かれたランタンが並んでいて、台南に来たみたいな雰囲気。

上空では青い電灯の夜空を背景に月とウサギが跳ねている。これもかわいかった。

華やかなディスプレイに気分よく食品売り場に向かおうとして、最後に地下2階の入口で目にしたものに目を疑った。

なんじゃこれは。

三つ目のウサギ！？

横に書いてある「金兔報喜」という四文字がおめでたそうなのはわかるけど、三つ目の金色ウサギのどのあたりがおめでたいのか？？

つうか、そもそも、これはブサかわ……なの？？

ええと、全く可愛くないんですけど……むしろちょっと怖いわ。（困惑）

三越さん、どうしちゃったの？？

入口はお洒落だったのになあ。

まあ、こういうこともあるのかしらね。